御存じの通り、鎌倉には多くの寺や神社があります・・・又、観光の街でもありますんで、どの寺も境内は比較的キレイに維持管理されています・・・観光客から拝観料を徴取している寺はキレイにするのは当たり前ですが、そーでない寺もキレイに管理されている事には頭が下がります・・・
もっとも、掃除も修行のひとつでしょうから当たり前の事といってしまえば、そーなんですけどね・・・
しかし、中には境内が荒れている寺もあります・・・趣があるとかそーゆー類の物ではありません!
ただ単に手入れが行き届いてないだけ・・・
事情は知りませんが、とにかく荒れている・・・住職は何をしているんだろうと考えさせられてしまいます・・・
【白山神社】のページで紹介した今泉寺も結構荒れていましたが、今回は別の物件を紹介したいと思います!
『大町四ツ角』交差点を南下して『水道路』交差点を過ぎたら右側を意識して進んで下さい! |
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すると、こんな感じの石柱が建っているので見逃さない様に!・・・ココが寺への入口となっています!
石柱には題目と『啓運寺』の文字が彫られています・・・
その名の通り、啓運寺という日蓮宗の寺であります!・・・山号は『松光山』といいます!
鬱蒼とした木々の奥にはお堂らしき建物が見えています!・・・車がちょっと邪魔ですが進んでみましょう! |
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山門のひとつでもあると、また違った雰囲気になると思うんですけどねぇ・・・
本堂手前に自転車とスクーターが停まっていますが住職の所有物なんでしょうか?
狭い境内が更に狭く感じてしまいます・・・つーか雑草が凄ぇなぁ・・・廃寺かと思わせる感があります(笑) |
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小さい本堂です・・・そしてボロい・・・マジでボロいっす(笑)・・・今後の大地震には耐えられない様な気がします!
絶対倒壊するだろコレ!?・・・ハンマーさえあれば、ひとりでも小一時間あればぶっ壊せそーです(笑) |
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本堂に向かって左側には庫裡があります・・・
ポストには『啓運寺』の文字があります!
どーやらまだ廃寺ではない様ですね(笑)
氏名も書いてありましたが、個人情報ですんで一応消させて頂きました・・・
Kさんとありましたが、この方が住職なんでしょうか?
どんな方なんでしょうかねぇ?
多分掃除が苦手か嫌いなんでしょうねぇ(笑) |
あんまテキトーな事いってると失礼かな?・・・手入れの行き届いてない境内にはそれなりの事情があるのかも・・・
Kさんは体の弱いオジイちゃんで、頼る人も無く、この寺をひとりで守っているのかも知れません・・・
頑張れKさん!・・・法華経を信じていればきっと大丈夫!・・・草刈りしたら¥3.000万出て来るかもよ!(笑)
勝手に想像を膨らませてしまいましたが、Kさんは普通のオッサンなんだろーなぁ・・・多分・・・
ココらでちょいと啓運寺の由緒でも調べてみましょうか・・・
啓運寺
文亀3年(1503)、五十五巻から成る『啓運抄』という法華経の研究書を出すなど、学僧として知られる啓運日澄上人によって開かれたため、この名がある。日澄上人は妙法寺の住職だったが、文明15年(1483)、この寺を創建した。
日澄の死後は明治末年までは長勝寺の住職が住持を兼任していた。
寺には江戸期に作られた日蓮上人像があり、他に海難を防ぐということから、漁師の信仰を集めた舟守稲荷もまつられている。墓地には鎌倉時代に作られたとされる石塔がある。本堂は昭和8年(1933)に再建された。
(参照:かまくらの寺小辞典)
随分と長い間、長勝寺の住職が兼任していた様ですね・・・当時はどれくらいの規模だったんでしょうか? |
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本堂の両脇はガッツリとガードされていて先へ進む事は出来ません・・・
別に柵とか要らないでしょ?・・・こんな所で草木を掻き分けて進む輩もいないでしょうに・・・
墓地に鎌倉時代の石塔があるって事ですが、墓地ってこの奥にあるの?・・・そんな気配はないけどなぁ・・・
鎌倉時代の石塔はかなり貴重ですねぇ・・・できれば一目拝んで置きたいトコロです!
しかし、まさに天然の要塞といった感じで進めそーもありません・・・虫イッパイいそーだなぁ・・・やだなぁ・・・
つーかホントに墓地あるのかね?・・・もぉどーでもいいや(笑) |
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何やら祠らしい物を発見しましたが、とても近くまで見に行ける様な状態ではありませんでした・・・
狐の置物っぽい物が見えましたんで、恐らくコレが舟守稲荷ではないかと思われます・・・
しかし、ホントに荒れてるなぁ・・・絶対ヘビいるよココ!
どーでもいいけど、お稲荷さんを放置ってのはあまり好ましくないですねぇ・・・テキトーにしてると結構怖いですよ! |
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本堂手前には五輪塔や宝篋印塔などが並んでいました・・・いつ頃の物なんでしょうか?
もしかして鎌倉時代の石塔って、こん中のどれかなのか?・・・いや、まさかなぁ・・・
これを墓地っていってもいいんだろうか?・・・たとえそーだとしても、お参りしよーにもコレじゃ無理!
やっぱり草刈りくらいしよーよぉ・・・ココからでは銘文を確かめる事も出来ません・・・ |
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なんだかスッキリしない気持ちを抑えて啓運寺を去る事にしました・・・
長居する様な寺ではありませんし、30秒も居れば十分です・・・マジで(笑)
いくら極小な寺とはいえ、掃除くらいはちゃんとした方がいいのでは?・・・と思ってしまうのは自分だけでしょうか?
【啓運抄】には掃除の仕方は書いてないんでしょうか?(笑)
法華経の研究書との事ですが、日澄上人はどんな解釈をしたんでしょうかねぇ?
【法華ジャーナル】とかに載ってそーだな・・・微塵も興味ないですけどね・・・
日蓮信者も派閥があって、お前のトコは間違っていると罵りあったりしていますが、そんな暇があるなら啓運寺の掃除を手伝ってあげましょうよ!・・・キレイキレイして有意義な時間を過ごしましょう!
結局、何だかんだいっても日蓮よりサイババの方が凄いんですから!・・・多分・・・
自分の中では、日蓮<サイババ<宜保愛子・・・かな?(笑)
【新編鎌倉志】の長勝寺の項を見てみましょう!
【長勝寺】(附石井)
長勝寺は石井山と沸す。名越坂へ通る道の南の谷にあり。寺内に岩を切り抜きたる井あり。鎌倉十井の一なり。
故に俗に石井の長勝寺と云ふ。法華宗也。當寺は洛陽本國寺の舊跡なり。今は却て末寺となる。寺僧語て曰く、此地に昔し日蓮、菴室を卜めて居せり。後の日朗、日印、日静と次第して居す。日静は源尊氏の叔父なるゆへに、此寺を京都に移し本國寺と號す。跡の長勝寺を弟子日叡に相続して住せしむ。日叡、寺號を妙法寺と改む。本日叡を妙法坊と云ひしを以てなり。其の後、大倉の塔辻へ移し、又其の後、辻町へ移す(寺僧の云く、今の辻町の啓運寺なり。近来妙法寺と啓運寺と寺號を易へたり。辻町の啓運寺は元妙法寺なるを今は啓運寺と云ひ、名越の妙法寺は元啓運寺なるを今妙法寺と云ふ。其の謂を不知。)。今の長勝寺は、荒地なりしを、中比日隆法師と云僧、舊地を慕ひ一寺を立て、又、寺號を長勝寺と號す。故に日隆を中興開山と云也。日隆は房州小湊の人なりと云ふ。其の再興の年月、幷に日隆の死期も不知。寺領四貫三百文あり。豊臣秀吉公、幷に御當家、代々の御朱印あり。秀吉公禁制の札もあり。
本堂は小田原北條家の時、遠山因幡の守宗為建立す。則ち夫妻の木像あり。本尊は釋迦なり。
【銚子ノ井】のページでも紹介しましたが、面白い事が書かれていますね・・・
『寺僧の云く、今の辻町の啓運寺なり。近来妙法寺と啓運寺と寺號を易へたり。辻町の啓運寺は元妙法寺なるを今は啓運寺と云ひ、名越の妙法寺は元啓運寺なるを今妙法寺と云ふ。其の謂を不知。』
この話がホントかどーかは知りませんが、ややこしいですねぇ・・・
話の通りなら、啓運寺は元々は現在の妙法寺だったって事になります・・・
だとしたらちょっと可哀想な話ですね・・・妙法寺といえば、仁王様もいるし、護良親王の墓もあるし、松葉ヶ谷法難跡地ともいわれている寺です・・・何よりその佇まいが素晴らしく、自分も大好きな寺です!
拝観料¥300もこれらのアイテムを所持しているとなれば納得できる部分もあります・・・
かたや廃寺寸前(?)の啓運寺(笑)・・・切な過ぎます・・・
妙法寺11世の日澄が啓運寺を建てたはいいけど、妙法寺より素晴らしくなってしまったんで寺号を入れ替えたって事も考えられますね・・・でも、単に入れ替えたといいますけど、寺の歴史はどーなるんでしょ?
あー頭こんがらがって来るぅ~・・・もう啓運寺ぶっ壊しちゃえよぉ!
寺の存在自体無かった事にしてしまえばいい・・・妙法寺は辻町には移動しませんでした!・・・終わり!
日澄なんて人物もいませんでした!・・・【啓運抄】は近所のオッサンが著しました!・・・終わり終わり!(笑)
もう考えたくない!・・・今後、啓運寺がキレイになったとしたら、そん時にもう一度良く検証してみる事にしよう!
そんな日が訪れる時を、あまり期待せずに待つ事にします・・・
ちなみに啓運寺の本堂は、学制が敷かれると明治の中頃まで小学校の校舎として利用されたそーです・・・
また、画家の黒田清輝がアトリエ代わりに使っていたという話も残されています・・・
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おまけ
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この記事を書いている最中、外で『ドーン!』とデカい音が鳴りました!
そーいえば今日は逗子の花火大会だったっけか?・・・てー訳で、取り敢えず2階のベランダに出てみました! |
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逗子の花火大会なんて何年も見に行ってないなぁ・・・おー、やってるやってる!・・・見える見える! |
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見事に上半分だけ(笑)・・・隣の家が邪魔でこれが限界ですね・・・
屋根に登ればもっと良く見えると思いますが、そこまでして見るモンでもないか?
屋根に¥100万で天体観測用のデッキを設置・・・みたいな広告を目にした事がありますが、意外といいかも知れませんねぇ・・・子供の頃は良く星を観ていたなぁ・・・でも最近は観ないしなぁ・・・
屋根にデッキを設置した所で結局使わなそーだな・・・やめといた方が良さそーですね(笑)
逗子の花火大会は音楽とシンクロして花火が打ち上がり、その芸術性が評価されたのか結構人気があるらしく、毎年凄い数の人が観に訪れているそーです・・・
何しろ逗子市の人口の2倍以上の人が訪れているらしいので大変です!・・・完全にキャパオーバーです!
以前は7月に行われていましたが、最近は海水浴客との分離を図り、この様な時期での開催となっている様です!
海岸までの道も狭いですし、砂浜も減少傾向にありますから、見物客の安全を確保するのも難しい状況・・・
下手すると花火大会自体が無くなってしまう可能性も考えられます・・・
事故が起きてからでは遅いですからね・・・実際起きてますけど・・・
冬場に開催してくれれば見に行くんだけどなぁ・・・海岸じゃなくて山から静かに眺めたいです!
でも、この時季じゃぁ虫が大変です・・・蚊に刺されまくりだろうし、何より暑い!
そこまで苦労して地元の花火大会を観に行く行動力を自分は持ち合わせていません・・・
この人員の0.01%でもいいから啓運寺の掃除に行ってくれればなぁ(笑)
今回、手入れの行き届いていない荒れてる寺を紹介させて頂きましたが、単に荒れていると一口にいっても色々とあります!・・・荒れているけど、逆にそれがイイ雰囲気を醸し出しているという物件も多々あります!
せっかくなので、自分がそー感じた物件のひとつをついでに紹介させて頂こうと思います! |
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ちなみに友人と精進の大杉を見に行った時の話です!
精進湖近くにある諏訪神社です!
ココの境内に精進の大杉があります!
まぁ、名前の通りデッカい杉の木が生えてます!
神社へ至る道(短いです)がかなり細かったですが、普通に駐車場完備でした!
う~ん・・・村の鎮守様って感じですねぇ・・・ |
こーゆー雰囲気大好きです!・・・大きな石柱には『村社 諏訪神社』と刻まれていました・・・ |
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狛犬はこんな感じ・・・ちょっと微妙かなぁ?・・・もう少し古い物なら雰囲気良かったんですけどねぇ・・・ |
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神社の左奥には『精進小学校旧校舎跡』の石碑が建っていました・・・
現在は公民館とゲートボール場に様変わりしています・・・ココも過疎と高齢化が進んでいる事が伺えますね・・・ |
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雰囲気ありますねぇ・・・コリャ絶対神様居るなぁ!・・・それほど大きな社ではないけど威圧感があります! |
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社は古い物ではない様ですね・・・でも中々立派な代物だと思います・・・ |
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で、肝心の精進の大杉ですが・・・どーやらこれの様ですね・・・
柵に囲われています・・・そして、『天然記念物 精進之大杉』と刻まれた標柱も建っています!
つーか、これが無かったらどれが精進の大杉か分からないですよ!
同じくらいデカい杉が何本も立ってますから・・・まさに『精進の多過ぎ』ですね(笑) |
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フレームに収まり切らない・・・デカいなぁ・・・これは中々迫力があります! |
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見上げていると首が痛くなって来ます・・・よくもココまで育ったもんだ・・・凄ぇなぁ・・・
傍らに案内板がありますんで見てみましょう! |
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国の天然記念物で樹高はちょーど40mの様です・・・デカいわけだ・・・ |
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『位置図けられる』って漢字これでいいのかな?・・・今までずぅーっと『位置付ける』だと思ってました・・・
教育委員会が間違える訳ないだろーし、こーなんだろうなぁ・・・何か違和感を感じるけど、まぁ、いいか・・・
てな感じで紹介させて頂きましたが、別に諏訪神社が荒れている訳ではありません!・・・むしろキレイです!
荒れているのは神社の隣にあるコチラの物件です! |
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龍泉寺というらしいですが、一応、河口湖町の文化財指定を受けている様ですね・・・
ハリー・ウイリアム・ホイット・ウォーズの墓があるみたいですけど・・・誰やねん!?(笑)
鎌倉でいう所のラングドン・ウォーナー的存在なんでしょうか・・・地元では知られた外人さん・・・みたいな・・・
でも、富士山麓の観光開発に尽力した人物の様ですから、今回の世界遺産登録も彼の偉業なくしては成立しなかったともいえるかも知れませんね・・・
しかし、案内板が乱立してますねぇ・・・恐らく世界遺産登録推進事業に伴ってポンポンと立てられたんでしょう・・・
まぁ、情報が提示されているのはいい事です・・・
ではそろそろ龍泉寺の荒れっぷりを見て行きましょうか! |
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山門越しに本堂が見えていますが、既に怪しいオーラを放っていますね・・・屋根がヤバイっす!(笑) |
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草もボーボー・・・でもそれがイイ感じに思えてしまうのが不思議・・・場所なんでしょうか?
街中にある啓運寺とはちょっと状況が違うかも知れませんね・・・ |
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うぉぉ~、コレやばいよぉ~・・・絶対妖怪かなんか人外の類が住みついてるでしょ!?・・・屋根に草生えてるし!
『石花山』の額が掲げられていますが、そろそろ石化しそうな勢いですよ(笑) |
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庫裏はこんな感じです・・・ポストがあるし住んでんのかなぁ?・・・でも玄関のガラスが割れてるよぉ・・・ |
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良く見たら屋根の天辺に、草というか木が生えまくってるし・・・この荒れっぷりは凄いですね!
文化財指定を受けているから、たとえ修繕したくても色々とメンド臭いんでしょうねぇ・・・
その気が有るのか無いのかは知りませんけど・・・できればこのままの状態を維持して欲しいなぁ・・・
屋根一面が緑に覆われたなら、更にイイ感じになるかも知れません(笑)
庫裏の屋根が新しいのがちょっと残念ではありますが、中々に趣のある物件だと思います! |
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諏訪神社の向かい側には小林商店なる建物がありました・・・なにやら案内板が立っています! |
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平成15年までお婆ちゃんが駄菓子屋を経営していた様です・・・いいですねぇ!
諏訪神社境内にあるブランコに腰掛けながら、小林商店で購入した駄菓子を食す少年少女の姿が目に浮かびます!
自分が子供の頃は町内の至る所に駄菓子屋があったけど、見事に全部潰れてしまったなぁ・・・
あーゆー子供の社交場的な物は必要だと思うんですけどねぇ・・・コンビニでうまい棒を買っても何か味気ないっス・・・
精進の大杉はデカいなぁ・・・といいましたが、山梨県内には40~50m級の杉を有する神社が結構あります!
同日に巡った河口浅間神社(かわぐちあさまじんじゃ)の七本杉などは、七本とも精進の大杉よりデカいですしね(笑) |
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河口浅間神社は式内社であり、立派な物件でした!・・・参道の杉が既にデカいですもん(笑)
七本杉は社殿の右側にありますんで、近くを訪れた際は是非とも見て置きたいですね・・・
ちなみにこの神社は構成資産のひとつとして世界文化遺産に登録されています!
自分達は登録2日後、雨が降ったり止んだりの微妙な天気の中を訪れたので、参拝客は自分達の他には1人しかいませんでした・・・現在はツアーとかも組まれているだろうし、多くの人が訪れているのではないでしょうか? |
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ちなみに浅間神社ですから祭神は木花咲耶姫命(このはなさくやびめ)となりますね・・・
参道には『あさましゃ』という土産物屋がありました!
店内には土産品などが並び、伊勢名物の『赤福』の様な和菓子も売っていました・・・
アンコが苦手な自分は当然スルーです(笑)
そして店頭にはある物が置かれていました! |
『参拝記念にご自由にどうぞ』の文字と共に置かれていた物とは、 |
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七本杉の樹皮をラミネート加工した物でした・・・これは御利益ありそーですねぇ・・・
この手作り感満載のカードは以前から配布していたんでしょうか?
雑な作りから察するに、世界遺産登録の流れで急遽作成された物の様な気がしないでもないですが・・・
恐らく近所のオッサンがひとつひとつ作成している類の代物でしょうし、観光客の増えた現在は対応し切れない状況に陥っているのではないでしょうか?・・・七本杉の樹皮も足りないんじゃないか?(笑)
そもそも樹皮を削り取って作成しているんでしょうか?・・・それとも落ちている物を拾って作成しているんでしょうか?
後者だとしたら、こんだけ杉だらけの寺ですから、例え七本杉の根元に落ちていた樹皮とはいえ、風に飛ばされて来た他の杉の樹皮である可能性も否めませんね・・・まぁ、記念品ですからね・・・そこまでケチつける必要もないか(笑)
しかし『七本杉』の文字がちょっと寂し過ぎやしませんかね?
【六角ノ井】のページで紹介した二瀬ダムの手作りダムカード(秩父のダムカードをコンプリートすると貰えます)に雰囲気が似てるけど、あっちの方が作りは丁寧だなぁ(笑)
金櫻神社の七本杉もデカかったなぁ・・・アチラは樹高が50mを越えてる物もあります・・・ |
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その金櫻神社ですが荒川ダムの近くにあります!
昇仙峡ですね・・・景勝地として有名です!
金櫻神社はオオカミ信仰で知られた神社です・・・
二瀬ダムの近くにある三峯神社もオオカミ信仰で知られる大変有名な神社です・・・変な所で繋がりますね(笑)
三峯神社の奥宮はホントに神域感が溢れていますんで、まだ訪れた事の無い方は是非参拝して下さい!
その一画に入ると冗談抜きで涙が溢れて来ますよ! |
山道を歩かなきゃならないのが難点ですが、せっかく訪れたのなら絶対奥宮へ行くべきです!
どーでもいいけど啓運寺がテーマのページなのに、啓運寺の話は殆んどしてないなぁ・・・
話が脱線するのは毎度の事で申し訳ないですけど(笑)
荒川ダムは自然に囲まれたキレイなダムです・・・近くに昇仙峡という景勝地があり、観光客が多く訪れる場所でもありますんで、地方のダムにありがちな酷道を通ってやっと辿り着くという様な苦労もありません!
また、ほとんどの観光客は昇仙峡ロープウェーが目当てですんで、ダム自体は人混みとは無関係です!
美しい能泉湖の景色をゆっくりと堪能する事が出来ます!
昇仙峡ロープウェーといえば、福仙人とかいうフクロウのキャラが有名かと思いますが、自分が訪れた時は丁度ご当地萌えキャラブームみたいな物が流行っていた時期で、昇仙峡ロープウェーもその波に乗ったのかどーかは知りませんが、仙娥姉妹なる萌えキャラを作成して物凄い勢いでプッシュしていました!
姉の『仙蛾さん』はロープウェーのガイド(高所恐怖症)で、妹の『仙蛾タン』は八雲神社の巫女(自称)・・・
駅にはグッズの販売コーナーまで特設されていて、至る所にポスターが貼りまくりでちょっとヒキましたよぉ(笑)
何やってんだよぉ・・・昇仙峡ロープウェー大丈夫か?・・・て感じでした・・・
展望台へと続く道にはピンク色の特設コーナーが設置されていて、『萌えミクジイ』なる物が・・・
これはヤリ過ぎでしょう?・・・マジでヒキましたよぉ・・・ついでに萌えミクジイも引きましたけど(笑)
1回¥200とかなり割高でしたけど、話のタネにと思いましてね・・・
ちなみに『萌え大吉』でした(笑)・・・なんか萌えな感じのイラストが描かれていて訳の分からない事が色々と書かれていました・・・ドコまで本気で萌えキャラをプッシュしているのか知りませんが、既に軽くK点越えしている様な気が・・・
そんな昇仙峡ロープウェーのHPですが一応貼って置きますね!
ライブカメラも設置されているので、家に居ながら荒川ダムや富士山の様子を窺う事も出来ます!
以前は仙蛾姉妹のコーナーもあった様な気がしますが、現在のHPには見当たらないですねぇ?
ちょっとヤリ過ぎな感も見受けられましたんで自粛モードにでも入ったんでしょうか?(笑)
売店のぶどうソフトは美味しかったです・・・ご当地ソフトクリームも変なのいっぱいあって面白いですよね!
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おしまい |