ブログ ヴェルニー公園タイトル
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ちょこっと用があって電車で横須賀へ行って来ました・・・久し振りのJR横須賀駅・・・
横須賀へ行く時は、大抵は車かバイクなのでちょっと新鮮な気分でした・・・

そして横須賀駅を出て海側にあるのがヴェルニー公園であります!・・・海といっても軍港なので、湘南のそれとはまた違った雰囲気を楽しめます!・・・公園自体もよく整備されていてゴミひとつ落ちていません・・・素晴らしい!
公園は追々見て行くとして、まずはJR横須賀駅について軽く知って置きましょうか!
スカレー カレーの街よこすか
【よこすか海軍カレー】のページで紹介した『スカレー』というキャラクターです!
JR横須賀駅入口に設置されています!・・・他にも市内の何箇所かに設置されていたと思います・・・

カレーの街よこすか
日本のカレーライスは、開国を機にインド風ではなく英国風カレーとして伝えられたとされています。
栄養バランスのよいカレーは明治期の海軍の食事に取り入れられ人気メニューとなり現代に引き継がれて来ました。
家庭料理としてのカレーライスは、兵隊さん達によって、全国に広められたと言われています。
海軍と共に歩んだ街横須賀は、全国にカレーを発信した街であると考えています。そして明治時代に食べられていたカレーライスを現代に甦らせ、ここ横須賀から全国に向けて発信をしています。

え~と・・・先程もいいましたが今回はカレーの話は置いといて、横須賀駅の歴史について知って置きましょう!
案内板がありますんで軽く目だけ通して置きましょうね!
横須賀風物百選 横須賀駅
横須賀風物百選に選定されていたんですね・・・知らなかった・・・
つっても自分は横須賀風物百選の存在自体を最近まで知りませんでしたけどね(笑)
【続・百六つ義明】のページ三浦大介義明の物件を追っていた時にチラホラと目にしたのが初見です・・・

横須賀には海軍鎮守府があった為に国防上の理由から鉄道敷設の必要性があった訳ですね・・・
横須賀線は東海道線の支線という形で明治22年(1889)に開通しています!
当初は大船~横須賀間は1日4往復、複線になったのは大正5年(1916)の事で、この頃から首都東京への直通列車も運行される様になったそーです・・・
鎌倉が別荘地、保養地として急激に発展したのは横須賀線の開通というファクターがあったからともいえますね・・・

しかし、当初は観音崎を終着駅にしようとするプランもあったとは・・・
現在、横須賀線の終点は久里浜駅ですが、自分的には観音崎の方が良かったなぁ・・・
自分が最後にJR久里浜駅を利用したのは、もう20年以上前の事です・・・およそ行かない街だなぁ・・・
観音崎は良く釣りに行ったし、キレイな美術館も絶ちましたしね・・・それにゴジラが上陸した地でもあります(笑)
横須賀駅 安針塚への道標
JR横須賀駅に改札口はひとつしかありません・・・駅を出て右側の線路端には石標らしき物が建っていました!
『安針塚山へ約十五町』との文字が刻まれています・・・
横須賀市指定市民文化遺産 横須賀駅
横須賀市指定市民文化遺産 安針塚への道標
傍らにはそれが何であるかを示す円柱も建っていました!
こんなんがあったなんて全く知りませんでしたよぉ(笑)
昔からあったんでしょうねぇ・・・
何度となく訪れているJR横須賀駅ですが・・・人の注意力ってホント当てになりませんね・・・

ウィリアム・アダムス(三浦按針)を覚えていますか?・・・歴史の授業でやりましたよね!
確か徳川家康の外交顧問として活躍した英国人ですよね?・・・『安針塚』とは彼の供養塔で、『塚山公園』という小高い山に広がる公園の敷地内にそれはあります!
横須賀の軍港を見下ろす眺めもいいし、中々雰囲気のある公園です!
確かかながわの景勝50選にも選定されていたと思います・・・周りには何もないですけどね・・・
機会があれば紹介したいと思いますが、今回は海側に進みましょう!
横須賀駅2 ヴェルニー記念館1
駅から海側を見るとこんな感じの景色になっています・・・本町山中有料道路を潜るとヴェルニー公園の入口です!
階段を下りるとキレイな建物がありますが、これは『ヴェルニー記念館』といわれている物です!
『ヴェルニー、ヴェルニーいってるけどヴェルニーって何なんだよ?』って疑問もココへ入れば全て解決です!
つー訳で潜入してみましょう!・・・トイレもキレイですね!
ヴェルニー記念館2
入口に設置されていた案内板です・・・まんまですが公園の名前はこのヴェルニーさん由来ですハイ(笑)

記念館内部もメッチャ綺麗です!・・・自分の部屋もお願いしたくなるくらい掃除が行き届いています!
そして大きなスチームハンマーが展示されています!・・・2基ありますが、どちらも国重文の様です!
ヴェルニー記念館3
0.5トン片持ち形
ヴェルニー記念館4
3トン門形
ヴェルニー記念館5
ヴェルニー記念館6
デカイです・・・門形の方にムカツク奴の車をセットしてペシャンコにしたらどんなに気持ちイイ事でしょう(笑)
処刑にも使えそうですね・・・でも後始末が大変そー・・・
ヴェルニー記念館7 ヴェルニー記念館8
記念館の一画にはビデオコーナーがあって、何やら色々と説明してくれます・・・
『ひかるくん』、『パスカルくん』という実験器具もありましたが、故障中でした・・・残念・・・
こーゆー実験器具って何か知らんけどテンション上がりますよね!?
ヴェルニー記念館9 ヴェルニー記念館10
スチームハンマーの構造模型もありました・・・つーか何気に人が途切れる事無く入って来ます・・・
特に興味は無くても公園の入口にあるので、『何じゃコリャ?』って感じで吸い込まれる様に入ってしまうんでしょうね・・・
ヴェルニー記念館11 ヴェルニー記念館12
ヴェルニー記念館13 製鉄に使う器具や、1876年当時の横須賀製鉄所の全景写真も展示されています・・・
何だか拷問器具に見えてきました・・・
凄ぇ痛そーだなぁ(笑)

ドックの写真もあります・・・
船を造っていましたからね・・・あるのは当然ですけど・・・

それにしてもホントに館内がキレイです!
上へと続く階段があるので登ってみましょう!・・・何があるんでしょうか?
ヴェルニー記念館14 ヴェルニー記念館15
まぁ、何も無いんですけどね・・・フロアが広がっている訳でもありません・・・
上から愚民共を見下ろす事が出来るだけです・・・なんて、そんな事いったら怒られちゃいますね(笑)
ヴェルニー記念館16 ヴェルニー記念館17
実はスチームハンマーの上部が観察できる様になっています・・・中々粋な計らいですね!
これはスチームハンマーマニアには堪らないでしょう・・・そんな人がいるのかどーか知りませんけど(笑)

まぁ、自分も鳴子ダムに展示されていたハウエルバンガーバルブを見て大興奮してたクチですから、無骨な鉄の塊を見ているとテンションが上がるという人種がいるのも確かでしょう・・・
つー訳で恒例のダムカード紹介をば、
鳴子ダム1 鳴子ダム2
右の写真は鳴子ダムの管理事務所で頂いた絵葉書です!
堤体の写真がダムカードのそれと同じとゆーのは手抜き感がありますが、鳴子ダムの四季を感じられるイイ絵葉書だと思います・・・やっぱアーチ式は芸術性が高いなぁ・・・

非常用洪水吐からの放流・・・鳴子ダム名物のすだれ放流ですが、美しいですねぇ・・・
ゴールデンウィークに行われますが、まさに鯉の滝登りです!・・・粋な事するなぁ・・・
DAM-DATA
所在地:宮城県大崎市鳴子温泉
河川名:北上川水系江合川
型式:アーチ式コンクリートダム
ゲート:ローラーゲート×2門
     フィックストコーンバルブ×1基
堤高・堤頂長:94.5m・215.0m
総貯水容量:5.000万㎥
管理者:国土交通省
本体着工/完成年:1952/1957
ランダム情報
半世紀にわたり、大崎平野を守りそして潤いを与え続ける。日本のダム史の黎明期に建設されたダムであり、国産アーチ式ダムの歴史を拓いたダムともいえる。
こだわり技術
日本人技術者のみにより設計・建設された純国産アーチ式コンクリートダム第一号。放流設備であるフィックストコーンバルブは発明者にちなみハウエル・バンガーバルブ(H.B.V)とも呼ばれる。
ハウエルバンガーバルブは水を霧状に放流するので水勢を抑える事が出来て、ダムに与えるダメージを軽減できます!
構造については水力ドットコムというサイトを参照してみて下さい!
分かり易く説明していらっしゃいます・・・もともとは自分もこーゆーHPを作成するはずだったんですが、何故か鎌倉関連のHPを運営するに至ります・・・
最近では『鎌倉じゃねーじゃんか!』というお叱りの声も頂きますが、その辺はテキトーに流して下さいまし・・・
今回も横須賀だしなぁ・・・次回は鎌倉にするか(笑)

鳴子ダム湖畔には公園があってダム仲間とバーベキュー施設を利用しました・・・そして鳴子温泉へ・・・
あの頃は楽しかったなぁ・・・

話を記念館に戻しまして、ヴェルニーさんはこんな顔をしてたみたいです!
ヴェルニー記念館18 ヴェルニー記念館19
小栗上野介忠順の肖像(東善寺蔵)もありましたが、妙に漫画っぽかったです(笑)
ヴェルニーについての説明もありました・・・
横須賀市とヴェルニー
フランソワ・レオンス・ヴェルニー(Francois Leonce Verny)は、明治維新前に日本へ招かれた外国人の一人です。
特に、横須賀市にとっても、日本にとってもヴェルニーは、本格的なヨーロッパの技術を導入し、人づくり・ものづくりを推進した近代化のパイオニアでした。

おいたち
ヴェルニーは、1837年12月2日にフランスの中央山岳地帯に属するアルデシュ県オブナに生まれました。
リヨンの国立高等中学校に学び、1856年パリのエコール・ポリテクニク(理工科大学)に入学。
優秀な成績を残し、1858年海軍造船大学校に進み、造船技師の道を志しました。
25才の時、二等造船技師の資格を取り、ブレストの海軍工廠の仕事を経て、海軍の技術者として中国の寧波で造船業務に従事していました。

ヴェルニーの来日
当時、開国直後の幕府とフランスの間で、世界に肩を並べるには、日本の海軍力・海運能力整備が急務という国際政策上の要請から、横須賀製鉄所を建設することが決定されました。
そして、ヴェルニーは、その建設のために来日を決意しました。
日本で活躍すること12年、1876年(明治9年)3月13日帰国後、本国ブレストの海軍関係業務に半年間従事し、リヨンへ転出しました。1908年5月2日、オブナで死去。享年71才。生家は今もそのまま残っています。

横須賀市における功績
ヴェルニーが、横須賀で本格的に仕事を開始したのは、1856年(慶應元年)でした。
横須賀製鉄所は造船施設だっただけではなく、日本の近代化に大きな役割を果たしました。
横須賀市域は、港湾施設・水道など社会基盤整備の模範、建築物・土木施設・機械工業の近代西洋技術移転と育成の場、さらに高等教育機関の設置など、近代社会を造りあげる先進地へと変貌したのです。
とまぁ、こげな事が書かれていました・・・ヴェルニーさん凄いぜっって事ですね・・・
これで彼がどの様な人物であったのか、大体の事は分かりました・・・
ヴェルニー記念館20 あ、そーそー、入り口に記念スタンプが置いてあります!
スチームハンマーのそれで、ちゃんと2種類ありました・・・
スタンプが置いてある場所は事務所の窓口になってるんですけど、スタンプを押している自分を見た事務のおばちゃんが凄ぇニコニコしてて何だか恥ずかしかったです(笑)

『頼むから見ないでくれぇ~、いい大人が一人で記念スタンプを押してる所を~・・・』
ちなみにパンフレットも頂戴しちゃいました(笑)
さぁ、記念館も満喫した事ですし、そろそろヴェルニー公園を満喫しましょうか!
でもその前に海を見てみましょう!
横須賀地方総監部 旧横須賀製鉄所跡地
左側には海上自衛隊の横須賀地方総監部が見えます・・・
正面に見えるのは米軍基地です・・・旧横須賀製鉄所はあそこにありました・・・
軍艦 有事の時はどれくらい機能するのか疑問ですが、間近で軍艦を眺めているとやはりテンションは上がります・・・
横須賀といえば海軍ですからね!
どこぞの国がトチ狂って核ミサイルを撃ち込んで来たら、自分はショットガン担いで何処へでも行きますよ(笑)

でも、もしそんな事態になったら横須賀なんて真っ先に標的にされるだろうし、我が逗子市も壊滅的な被害を被るでしょうね・・・
ショットガンでミサイル迎撃出来るかな?・・・無理か・・・(笑)

とにかく、湘南の海に飽きたらココへ来るのも一興かと思います・・・同じ海だけど全くの別物ですから・・・
ヴェルニー公園1 ヴェルニー公園2
ではヴェルニー公園を歩いて行きましょう!・・・キレイに整備されています!
JR横須賀駅からショッパーズプラザまでの海沿いにある細長い公園です・・・
ヴェルニー公園3 ヴェルニー公園4
ベンチも沢山あるので休憩にもピッタリのスポットです・・・公園としてリニューアルされる前は釣り人の姿も多く見受けられましたが、現在は釣り禁止です・・・海釣り公園にしても良かったんじゃないかな?

現在の公園は平成13年(2001)に完成しましたが、バラが印象的です!
100品種、2.000本のバラが植えられているそーですが、自分はバラには詳しくないので良く分かりません・・・
バラ好きな方には嬉しい公園かも知れませんね!
ヴェルニー公園5 ヴェルニー公園6
公園の『さくらの広場1』と呼ばれる区画には『コルセール』というカフェレストランがありますが、ココのネイビーバーガーをかぶりつきながら軍港を眺めれば横須賀気分を満喫できる事うけ合いです!
逸見波止場衛門1 逸見波止場衛門2
公園の中程にある出入り口には何やら怪しげな物件があります・・・
何となく誰かを閉じ込めて置きたくなる空間ではありますが、対であるって事は施設の出入り口の詰所か何かだったんでしょうか?・・・しげしげと眺めていると、傍らに横須賀駅にあった物と同じ円柱を発見しました・・・

横須賀市指定市民文化遺産 逸見波止場衛門
旧横須賀軍港逸見門の衛兵詰め所。左右二棟あり、左側には「逸見上陸場」、右側には「軍港逸見門」と表示されている。建築年代は、明治末から大正初期と思われる。

やはりそーか・・・子供の頃から目にしていた物で、何なんだろうとは思っていましたが、じっくりと見た事もなかったのでそのまま放置状態・・・しかし、今回、それが何なのか判明して自分はスッキリです!
もうヴェルニーとか別にどーでもいいや(笑)
ヴェルニー公園9 ヴェルニー公園10
公園内には噴水もあります・・・バラのオブジェがエレガントですね(笑)
更に進むと胸像が2基見えて来ます!・・・誰なんでしょう?・・・ってあの方達以外考えられませんよね?
横須賀の有名人といえば元総理の小泉純一郎でしょうか?・・・あと1基は誰なんだろう?
取り敢えず見てみましょう!
ヴェルニーの胸像 小栗上野介忠順胸像
ヴェルニーの胸像案内板 小栗上野介忠順胸像案内板
まぁ、そーですよね・・・この2人で決まりでしょう・・・なんたってヴェルニー公園ですから!
この胸像も昔からあったと記憶しています・・・

小泉純一郎な訳が無い!(笑)・・・でも彼が総理大臣になった時は横須賀は『純ちゃんフィーバー』一色だったなぁ・・・
純ちゃん饅頭とかあった様な覚えがあります・・・
ヴェルニー公園の記念石
記念石
ヴェルニー公園の開港碑
開港碑
胸像の裏には記念石が、傍らには開港碑がありました・・・

記念石
小栗公が斬首された上野国権田村(現在の群馬県倉渕村)内の鳥川水沼河原の石。
昭和28年に当公園で行われた開港祭を機会に倉渕村から寄贈された。

開港碑
横須賀市発展の礎をきずいた小栗上野介、ヴェルニーの功績を顕彰するため、昭和28年5月横須賀商工会議所が中心となり、小栗、ヴェルニー両氏の胸像と併せて設置された。

昭和28年からあるんですね・・・そりゃぁ昔からあったと記憶してるわけだ(笑)
ちなみに胸像がある区画は『開明広場』と呼ばれているらしいです・・・
ヴェルニー公園15 ヴェルニー公園16
進んで行きましょう・・・今日は暑いのでちょっと歩いただけなのに汗が噴き出して来ました・・・
取り敢えずショッパーズプラザまで行って涼みたい・・・でもこの季節はまだ冷房弱いんだよなぁ・・・
まぁ、無いよりはマシか・・・家のエアコンもそろそろ利用する時季だし、フィルターの掃除しとかなきゃかぁ・・・
メンド臭ぇなぁ~・・・電気代も増えるなぁ~・・・クソッ!

ちなみに芝生の中へ入れる場所もあります!・・・さすがにレジャーシートを広げてる人はいませんけどね・・・
そーゆー公園ではないですし、JR横須賀駅から横須賀市街地へと向かう通り道といった感じでしょうか・・・
並走する道はありますけど、99%の人はこの公園内を通過して行きます!
そーいった意味でも成功している公園といえますね・・・
ヴェルニー公園17 ヴェルニー公園18
月~金
10:00 アルプス一万尺
12:00 静かな湖畔
14:00 チューリップ
16:00 あんたがたどこさ
18:00 オクラホマ・ミキサー

土、日
08:00 ずいずいずっころばし
10:00 アルプス一万尺
12:00 静かな湖畔
14:00 チューリップ
15:00 あんたがたどこさ
16:00 オクラホマ・ミキサー
18:00 メリーさんの羊
20:00 リヒャルト・ワグナー「ラインの黄金」
公園内のカリヨン時計は定刻になるとベルが鳴りメロディーを奏でます・・・
その時間と曲は左記の通りです・・・
微妙なアレンジがされていて微妙に気持ち悪いです(笑)
ベル4個しか付いてないからなぁ・・・
もっと横須賀っぽい曲を使えばいいのに・・・
ベル4個じゃこれが限界なのかな?

この公園の幾何学模様のシンメトリーな感じ・・・
こーゆーの何っていいましたっけ?
ほら、アレですよアレ・・・
鎌倉の旧華頂宮邸の庭みたいなヤツ・・・

え~と・・・あぁ、フランス式庭園だ!
ヴェルニーがフランス人だからこの形式の設計にしたんですかね?・・・良く知りませんけど多分そーなんでしょうね!
頭の中でベルサイユ宮殿を思い描けば、公園内のバラにも納得ですね・・・ベルばら、ベルばら、豚バラ丼食べたい(笑)
ヴェルニー公園の石碑 『さくらの広場2』と呼ばれている区画には何やら大きめな石碑がズラッと並んでいます・・・
公園整備に伴って一箇所に集められたんでしょうか?
以前はどーだったのか自分は思い出せません・・・

戦争関連の物であろう事は何となく雰囲気で分かります!
軍艦を象った物も見受けられます・・・
コレは何か見覚えあるんですけどねぇ・・・
どんな感じでドコに設置されていたかまでは無理です・・・
でも確かにあった様な気がする・・・『確か』といいつつ『気がする』って 表現も微妙ですけど(笑)
取り敢えずひとつずつ見て行きましょう!
正岡子規の文学碑1 これは正岡子規の文学碑ですね・・・
別に戦争関連の物ではなかった様です・・・

『横須賀や 只帆檣の 冬木立』 

と刻まれています・・・
横須賀港内に連なる帆檣【はんしょう(帆柱)】の印象を詠んだ物の様ですが、詳しい事は案内板が設置されていますので見てみましょう!
正岡子規の文学碑2
だそーです・・・正岡子規って35才で亡くなったのかぁ・・・まだ若いのに可哀想なこってす・・・
スズメバチにでも刺されたのかな?(笑)
 軍艦沖島の碑
軍艦沖島の碑(昭和58年12月5日建立)
軍艦長門碑
軍艦長門碑(昭和51年5月27日建立)
戦争関連の石碑ですね・・・軍艦です軍艦!・・・雲丹、イクラ食べたい(笑)

沖島は昭和11年9月30日に竣工された日本海軍最大級の敷設艦でした・・・機械水雷の敷設艦として支那方面の沿岸封鎖作戦、あるいは南太平洋海域の幾多の海戦に参加しましたが、昭和17年5月11日、ソロモン群島ブガ島クイーンカロラ沖にて海底の柩と化しました・・・

長門は大正6年8月28日に呉海軍工廠にて起工し、8年11月9日に命名進水、9年11月25日に竣工しました・・・
この翌年に横須賀で建造された同型艦陸奥と共に技術の粋を尽くした世界最大最強の戦艦と言われ、大東亜戦争はもとより諸方に活躍し、昭和29年9月15日を以って船籍を解かれ、ビキニの原子爆弾実験にて終末を告げました・・・
軍艦型の碑
軍艦型の碑(よく分かりません)
軍艦山城之碑
軍艦山城之碑(平成7年10月吉日建立)
この軍艦型のオブジェはやっぱ見覚えあるなぁ・・・登って遊んだ様な気もする・・・気もする(笑)
『國威顕彰』と刻まれていますが、他には情報がありません・・・
プレートなどが埋め込まれていたであろう跡は多数確認出来るんですが、全て撤去されてしまってます・・・
戦時中の鉄不足で持って行かれてしまったんでしょうか?・・・そんなに前からある物なの?・・・そーは見えないけど・・・
そーだとしたら鉄不足の原因は軍艦製造にもあるんだから本末転倒やがな(笑)

山城は横須賀鎮守府管下、最初の超弩級軍艦として平時の連合艦隊に於いて優れた成績を挙げ、太平洋戦争が勃発するや各地に転戦しました・・・昭和19年10月、捷第一号作戦に於いて、西村艦隊の旗艦として比島スリガオ海峡に突入し、数倍に及ぶ米艦隊と激戦、集中砲火の的となりながらも沈没寸前まで前部砲塔からは間断のない砲撃が続けられましたが乗員と共に海底深く沈んで行きました・・・
海軍の碑
海軍の碑(平成7年1月17日建立)
最後は海軍の碑です!
旭日旗とアンカーがいかにもな雰囲気を醸し出してます!
何か書いてありますが、気持ち良さそうに昼寝している人がいらっしゃったので、そっとして置きました・・・

それにしても平日の昼間から公園で昼寝とは何とも羨ましい御身分ですなぁ・・・
と言いつつ自分も平日の昼間から公園で写真などを撮ってる御身分ですけど(笑)
『おお、同志よ!、そこにいたか!』
ヴェルニー公園20 ヴェルニー公園21
金髪のお姉ぇちゃんに誘われる様にそのまま『うみかぜの路』と呼ばれるている海に面した道に出ます・・・
うみかぜの路とはJR横須賀駅から観音崎までを結ぶ約10kmの海沿いの道の事です・・・
全ての道がボードウォークになっている訳ではありません・・・大半がただの舗装路なのであしからず・・・
途中、ヴェルニー公園、三笠公園、うみかぜ公園、海辺釣り公園、県立観音崎公園・・・と5つの公園があります!
体力に自信があり、且つ暇な方は歩いてみましょう!・・・自分は嫌です(笑)

ショッパーズプラザの所に軍港らしからぬ派手目な船が泊まっているのが見えます・・・
YOKOSUKA軍港巡り1 YOKOSUKA軍港巡り2
これは【よこすか海軍カレー】のページで触れた『YOKOSUKA軍港巡り』と呼ばれるツアーの遊覧船です!
ココから発着しています!・・・結構盛況の様ですね・・・大勢の観光客が乗船しています・・・
ヴェルニー公園22 潜水艦
先程の石碑の裏側は汐入ポンプ場になっており、その先は『いこいの広場』と呼ばれる区画となっています・・・
そしてショッパーズプラザに到着です!・・・潜水艦カッコイイなぁ!
最近は映画を観に来るくらいですが、このモールが完成した頃は良く買い物に来たモンです・・・
自転車買って乗って帰ったなぁ・・・懐かしい(笑)

あ、そーそー裏側といえば石碑の裏側は常にチェックしましょうね・・・意外な情報が刻まれていたりしますから・・・
YOKOSUKA軍港巡り3 YOKOSUKA軍港巡り4
何か乗船客の9割方はジジババ達なんですけど(笑)・・・お年寄りは軍港が好きなのか?
取り敢えずこのツアーの抽選で貰える缶詰のカレーは厳密には『よこすか海軍カレー』と呼ばれているそれとは別物だからねぇ~!
騙されないでねぇ~!・・・行ってらっしゃい!

自分は銀行に用事があったのでそのまま直進して米軍基地の入口へ・・・
当たり前だけどアメリカ人が多いですね・・・みんなこれから昼飯を食べに行くんでしょうか?
米兵1 米兵2
リアルサンダーバードです!・・・この帽子は外人じゃないと似合いませんね・・・
日本人が被ったらミスタードーナッツの店員にしか見えませんよ(笑)・・・今はもう制服変わりましたっけか?
サンダーバード懐かしい・・・実写で映画化もしてましたが、あんなのサンダーバードじゃないっ!
CGなんかダメでしょ!・・・あれは特撮人形劇だからいいんですよ!

なんか写真撮ってたらグラサンした米兵さんが怪訝そうに自分の事を見つめていました・・・でも撮ります!(笑)
ドブ板通り1 ドブ板通り2
用事を済ました帰り道は久し振りのドブ板通りです・・・このゴチャゴチャした感じ・・・相変わらずの雰囲気ですね・・・

DOBUITA STREET
ドブ板通りを含む横須賀中心地区の商店会は特色のある街づくりを目指して、横須賀になじみの深い有名人の手形レリーフを設置しています。
今回、ドブ板通りのもつ個性的な街並景観を活かした再開発事業を行うにあたり、新たなレリーフをここに追加いたしました。今まで以上により親しみやすく、楽しい散歩道になることと思います。

手形マップなる物にはレリーフのある場所が手の平マークで記されていました・・・
ドブ板通りの手形レリーフ プリンス商会
手形レリーフはこんな感じです・・・これはMALTAの物・・・横須賀はジャズの街でもあります!

そして横須賀といえばスカジャンですよねぇ・・・ドブ板通りにあるプリンス商会はその発祥の店ともいわれています!
『ヨコスカジャンパー専門店』の看板に誇りを感じます・・・
まぁ、その発祥や名前の由来に関しては諸説ある様ですが、横須賀米軍基地の米兵がオーダーメイドしたのが始まりというのは事実の様です・・・
これだけ有名なのに普段着ている人をあまり見掛けないですよね?・・・派手だからなぁ(笑)

てな感じで久し振りの横須賀探訪を楽しんだ自分なのでした・・・ちょっと歩き疲れました・・・
JR横須賀駅と京急横須賀中央駅はえらい離れているので、地方から観光に訪れる方は気を付けましょうね!

おまけ
野良猫1 野良猫2
帰り道に汐入の裏通りにある小さな公園で休憩していたら野良猫が近付いて来ました・・・
そして、なんと自分の目の前でプリプリとウンチを出し始めたじゃないですか!

『何故に自分の目の前で・・・』

猫はたっぷりと出した自分の物の臭いを嗅いだ後、それに一生懸命に砂をかけると叢へと消えて行きました・・・

『叢でしろよぉ~!』

あまりの大胆さに唖然としてしまいました・・・出してる最中はずっとこちらの様子を覗っていました・・・
見てて欲しかったのかコイツは?・・・自分と猫との距離は2mくらいです!
猫というか動物の行動は時として理解不能です・・・その写真を撮っている自分の行動も意味不明!

汚い話で申し訳ないですが、自分だけ無意味に被害を被った感じなので他の方にもお裾分けです(笑)

おしまい 
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