今回は長谷配水池をサラッと紹介させて頂こうかと思います!
別に何があるって訳でもないので、何をどう紹介していいのか良く分からない物件ですが、現在配水池には広場とは言い難い小スペースが設けられていて、ハイカー達の休憩場として良く利用されている様です!
決して目的地として訪れる場所ではありませんのでサラッと行きましょう!
起点は大仏ハイキングコースと同じです! |
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大仏坂を上って行くと、大仏トンネル手前右側に階段が設置されているのでコレを上って行きます!
手前にある建物は旧大仏坂体育館です・・・スクラッチタイルの外観がレトロ感を醸し出す建物で渋いッス!
この建物は昭和10年頃の建築の様で、元々は水道局のポンプ場でしたが、その役目を終えた後に鎌倉市が体育館として借用していました・・・
老朽化などの問題もあり2002年3月、再び県に返還されて現在は放置されています!
階段を上るとすぐに分岐がありますが、そのまま左側の道を進みましょう! |
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長谷配水池はこの階段をひたすら上った頂上部分にあります!・・・ちなみに階段はコンクリート製です! |
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大仏トンネルを横切る様に階段は続きます・・・結構キツイですが頂上部分が見えて来ました! |
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と思ったら、もうちょいあります(笑)・・・左側には何か門の様な物がありますが、表札が掛かっており、どーやら民家への入口の様なので無断侵入はやめて置きましょうね!・・・監視カメラも設置してありました! |
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階段を上り切ると今回の目的地である長谷配水池に到着であります!
先客が1人いらっしゃいました・・・老人ハイカーです・・・友達いないのかな?(笑)
配水池の入口には案内板が立っていました!・・・一応見てみましょう! |
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長谷配水池広場
この広場は、水道局の配水池構内の一部を皆さんに利用していただくために開放しています。
大勢の皆さんで大切に利用してください。
水道の水は貴重な水資源から造られたものです。
どうぞ大切にお使いくださるようお願いします。
神奈川県企業庁 水道局鎌倉営業所
でんわ0467(22)6200
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大仏坂方面の眺めは上の写真の様な感じです!・・・特に眺望に優れている訳ではありません・・・
それにしても、一気に高度を稼ぐ道なので結構疲れました・・・時間にしたら3分くらいしか登ってないんですけどね(笑)
広場には一応テーブルとベンチのセットが2つ設置されていました!・・・取り敢えず腰掛けて息を整えます・・・ |
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最近ホントに心肺機能の衰えを実感します(笑)
もともとパワー型で持久力に乏しい体ではありましたが、こんなんで息が上がってしまうとは・・・
まだ3分ですよ!?・・・ウルトラマンかっての!
他の部位の衰えも隠せません・・・
自分は学生時代は柔道とアメフトをやっていて、重たい連中を掴んで押したり引いたりの毎日でした・・・
その影響で握力が100kgあったんですが、 |
先日、友人宅にあった握力計を久し振りに握ってみたら78kgにまで落ちていました・・・結構ショック!
成人男性の平均が50kgくらいなので、かなり上回ってはいますが、自信があっただけに凹みます・・・
この分だとベンチプレスも100kgあがらないかも知れません・・・衰えを実感するのが怖くて出来ませんね!
現在自分は、『失われた握力を取り戻そうキャンペーン』を絶賛実施中です!(笑) |
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狭い広場を出てスチール製の階段をちょっと下った左側には谷戸へ下りる道が続いています・・・
傍らには水飲み場がありますが使用不可でした・・・何でだよぉ・・・すぐ隣に水は沢山あるんじゃないの?
まぁ、公園の水とか怖くて飲む気にはなれませんけどね・・・
子供の頃は遊び疲れるとガブ飲みしてましたけど・・・衛生的な事が気になりだしたのはいつ頃からでしょうか?
あと飼い犬に蛇口をペロペロさせている輩を見かけますが、あれもどーかと思いますね・・・
横に付いている蛇口ならまだ許容範囲ですが、小型犬を抱っこして、上部に設置された明らかに人間が飲む為に設置された物をペロペロさせている輩は非常識だと思います!
散歩の時も飼い主はもっと気を使って頂きたい!・・・山道などではリードも付けずに走り回らせている輩と良く遭遇しますが、ルール違反ですよね!・・・犬が怖いっていう奇特な人も世の中には大勢いる様ですから・・・
飼い主の主観だけで判断するべき事ではないと思います・・・
それとウンコ・・・ウンチパックみたいなのを持ち歩いているとしてもやはり不衛生極まりない!
落ちてるウンコを拾うだけですし洗い流したり消毒したりしている訳ではありません・・・
飼い主の皆さんはウンコ拾って、その場所にすぐに座れるんでしょうか?
小便に至っては当たり前の様に垂れ流しです・・・犬だからしょーがないで見過ごしてますけど、良く考えてみると野良犬ではないんだし、飼い主がもっとしっかりと責任を持たなければ!
犬は家族同然として溺愛している人達がいますが、自分の息子や娘にも平気で野グソさせるんでしょうか!?
溺愛するのは構いませんけど連れて歩くならそれなりに責任という物があると思います!
で、これらの問題を解決する簡単な方法があります!
『飼い犬の散歩時にはオムツ着用を義務付ける!』・・・これだけで解決です!(笑)
我が神奈川県にも一応、【神奈川県動物保護管理条例】という物があり、
【第5条】 動物の飼養者は、次に掲げる事項を遵守しなければならない。
(1) 動物の習性及び生理を理解し、責任をもって飼養し、又は保管するとともに、その健康及び安全の保持に努めること。
(2) 汚物等を適正に処理することにより施設の内外を清潔にし、悪臭又はこん虫等の発生を防止すること。
(3) 動物を訓練し、又は運動させるときは、公園、道路等公共の場所及び他人の土地、建物等を損壊し、又は汚物で汚さないこと。
(4) 動物が、人の生命、身体又は財産に害を加えないように飼養し、又は保管する事。
てな感じになっていて罰則規定もありますが、甘ぁーーーい!
違反者には懲役刑または飼い犬の殺処分くらい徹底した方が効果的です!
この2択を迫られた時に、飼い主はどーゆー選択をするんでしょうか?
家族として溺愛する犬の為に強制労働に従事するのか?・・・はたまた犬を犠牲にするのか?・・・見ものですね!
ちなみに飼い犬は法律上は『物』として扱われるので、どーやっても家族にはなれません!(笑)
第三者によって死亡させられる事態になっても損害賠償の請求は出来ますけど、刑法上の罪を問う事は出来ませんし慰謝料も期待できません・・・
故意に殺された場合は器物損壊罪が適用されるのかな?・・・果たしてそーゆー事例はあるんでしょうか?
今度先生に会った時に聞いてみよう!
そーいえば先生との坂東三十三観音巡りも都合が合わず停滞気味だな(笑)
犬の住民票なんてのもあったと思いますが、あれは義務付けられているにも関わらず飼い犬の登録をしない輩が多いという現状を打開する為に採用された苦肉の策でしょう・・・
愛犬心をくすぐられた飼い主はすぐ登録するでしょうね・・・まぁ、飼い犬がちゃんと登録される事は良い事ですけど! |
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最近、飼い主のマナー低下が目立つので少し熱くなって全然関係ない話をしてしまいましたが、話を元に戻しましょう!
谷戸には下りずに配水池の外壁沿いに進んで行くとショボイ展望台があります! |
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すぐ向かい側の尾根も同じくらいの高さなので、こんな感じの眺めです・・・必要かこの展望台?(笑)
要らないよぉ・・・完全に税金の無駄遣いってヤツですね・・・ベンチで十分です!
どーせ造るなら、もう少し大きな物を先程の広場に建てた方が実用的かと思います! |
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配水池の外周に沿って進み、右に90度曲がって更に進んで行くと、 |
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山道への入口があります・・・ココを進んで行くと一升枡遺跡があります!
マニアックなスポットですが興味のある方は行ってみて下さい・・・あまり人が入らない道なので草木の繁茂が凄い事になっていました・・・今回はあまり汚れたくないので断念(笑) |
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引き返して谷戸へと下りる道を進みましょう!・・・結構奥行きのある谷戸道です! |
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特に何がある訳でも無く、同じ様な景色が続きます・・・
道幅は狭く車のすれ違いは不可ですね・・・こんな所には住みたくないなぁ・・・ |
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住んでもいいけど車には乗りたくないです・・・
自分、対向車を気にして走るの大っ嫌いなんで(笑)
おまけに結構距離もあるしなぁ・・・
谷戸奥に住んでいる方々は大変でしょうね・・・
この窮屈で奥行きのある谷戸は、馬場ヶ谷と呼ばれています・・・
極楽寺境内絵図には山王窟、普賢院、精進院、十二所権現、稲荷、浄土院、尼寺・・・等が描かれています! |
現在これらの寺社は残っていませんが、当時はもっと広い道だったんでしょうね・・・
【鎌倉の地名由来辞典】にはこうあります、
馬場ヶ谷 ばばがやつ
『ばんばがやつ』とも。極楽寺の北東、長谷と極楽寺境である観音山の西側に位置する細長い谷戸の呼称。現在の極楽寺二丁目辺りに相当する。谷戸の由来は、この場所に馬場跡が残っていて、極楽寺の忍性が坂ノ下の馬病舎において治療した馬の調馬を行った場所にちなむという。初見の史料は未詳。近代以降は極楽寺村の字名であり、鎌倉町極楽寺の小字(地番938~1016)であった。
極楽寺の境内絵図によると、当谷と思しき場所にも極楽寺の塔頭や十二所権現が存在していたようで、近年の発掘調査の結果、絵図に相当すると思われる堂宇の遺構が発見されている。
確かにこの一直線で奥行きのある谷戸は、馬を走らせたりするのにはいいかも知れませんね・・・ |
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谷戸の出口が見えて来ました・・・左側には駐車場の様なスペースがあり、『観音堂建立土地 成就院』と書かれた看板が建てられていました・・・観音堂が建つんでしょうか?・・・成就院の駐車場として使った方がいい様な気もしますが・・・ |
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出口正面には鎌倉市立稲村ヶ崎小学校があります・・・住所は極楽寺3-2-3ですけどね(笑)
ココを右へ曲がると西ヶ谷という谷戸になります・・・
月影地蔵を経てトンネルを抜ければ打越方面へ出れますが、今回は左折しましょう!
ちなみに月影地蔵は鎌倉二十四地蔵の第21番札所になっています・・・御朱印は極楽寺で戴きましょうね! |
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しばらく進むとポストと電柱の陰に石碑が建っていて、『熊野新宮 八雲神社 諏訪神社』と文字が刻まれています・・・
ココを左に曲がり進んで行くと熊野新宮がありますが、今回は疲れたので行きません(笑)
一応YouTube動画貼って置きますね・・・テキトーな説明も書いてあるんで、気になる方は動画の概要を見て下さい・・・ |
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熊野新宮方面へは曲がらずに真っ直ぐ進むと商店が数軒並んでいます・・・
極らく茶屋はしらす丼(¥1.200)ありますよ!
別にココで食べる必要性はありませんけどね(笑)
それよりも自分は隣の盛華園という中華料理店が気になります!・・・いい佇まいですねぇ・・・
これぞ『ザ・大衆食堂』って店構えです! |
ラーメン¥500だって・・・安いなぁ・・・観光地でこの価格は嬉しいです!・・・美味いのかな?
でも今日はラーメンって気分じゃないので、またの機会に訪れてみようと思います!
更に進んで桜橋を渡ると極楽寺切通へと合流しますが、その手前にあるのが導地蔵尊です! |
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この地蔵堂は極楽寺開山の忍性が地蔵菩薩(運慶作)を安置したのが始まりと伝わります!
鎌倉二十四地蔵の第20番札所になっています・・・コチラも御朱印は向いに建つ極楽寺で戴きましょう!
地蔵堂というよりも休憩場所といった方がいいかも知れません(笑)
縁側に腰掛けて、口をポカーンと開けて虚空を見つめる老人達・・・こーゆー場所っていいですね・・・和みます! |
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そして桜橋には極楽洞から出て来る江ノ電を写真に収め様と待ち構える電車オタクが数名・・・
お馴染みの光景ですが・・・ホント好きですねぇ・・・
お爺ちゃんと孫らしきペアもいます・・・
電車好きな孫にせがまれて来たんでしょうか?
それともジイさんが電車好きで孫を連れ回しているのか?
はたまた、それ程好きではないけど周りに流されて取り敢えず撮って置こうって感じなのか・・・ |
どーでもいいですね(笑)・・・極楽洞から出て来る江ノ電が絵になるのは確かです!
とまぁ、こんな感じで今回は大仏坂→長谷配水池→極楽寺と歩いて来ましたが、感想を述べろと言われれば、
『変わり映えの無い景色の中を歩かされ、つまらないし疲れた!』・・・というのが正直なトコロでしょうか・・・
源氏山方面へ向かうハイカー達は好んで通る道ですが、普通の観光客のほとんどは極楽寺坂を下り、賑やかな長谷の通りを進むでしょう・・・自分もそれを薦めます・・・
メインストリートの喧騒に飽きたら一度くらい通って置きましょう!・・・その際は古絵図を見ながら探索すると幾分楽しくなるかも知れません・・・そんな谷戸道です・・・
つーか『長谷配水池』ってタイトルなのに配水池をあまり紹介出来なかった・・・
紹介する程の物件ではない事は承知していましたが、もう少し引っ張れると勝手に思っていました・・・
ほとんど内容の無い行程となりましたが・・・まぁ、たまにはこーゆーのもいいかな(笑)
桜の季節にはまた違った風景に出会えるかも知れません!
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おまけ
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桜橋を越えて右に曲がり、坂を下って行くと極楽寺駅があります・・・更に進んで行くと左側にBoulangerie bebeという3年程前にオープンした小洒落たパン屋があります!
店主は大学卒業後、東京製菓学校で学び、Bergfeldを始め何軒かで修業、茅ヶ崎のMOKICHIの店長を務めた後にこの店を開いたとの事!
TVなどでも紹介され結構繁盛している店です! |
小さな店ですが地元民らしき客が途切れる事無く訪れているといった感じでした・・・
以前食べたアンチョビとポテトのパンが懐かしくなり自分も入店しましたが、売り切れなのか、もう作っていないのか分かりませんが見当たりませんでした・・・残念!
そのまま店を出るのもアレなのでテキトーにチョイスして購入! |
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チーズパン意外は甘い系を・・・疲れていたので体が甘い物を欲していました・・・
極楽寺あんぱんも買ってしまいました!・・・アンコ嫌いな自分がこんなの買うなんて相当疲れている証拠です!(笑)
そしていつもの様に逗子マリーナのマイスポットで江ノ島を眺めながら美味しく頂きましたとさ!
今度はハード系のパンにも挑戦して見よう!
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おしまい |