ブログ 続・朱垂木やぐらタイトル
File.119  
前回に引き続き、今回も朱垂木やぐらの紹介です!
【鎌倉攬勝考】に記載の絵図を見て想像は膨らんだでしょうか?

では、さっそく見て見ましょう!
やぐら 朱垂木やぐら1
平場には3基のやぐらが並んでいます!
果たして、朱垂木やぐらはどれなのか?・・・絵図を見た方ならすぐに分かると思います!

角度を変えてっと・・・ホラ!
朱垂木やぐら2 朱垂木やぐら3
ホラ・・・ホラァ!!
朱垂木やぐら4 朱垂木やぐら5
この浮彫りにされた位牌の様な物・・・見覚えありますよね?

てー訳で、真ん中のやぐらが朱垂木やぐらですね!

朱たるき窟

東御門村の山中にあり。朱だるきといふ謂れしれず。

【鎌倉攬勝考】の説明ですが・・・

『何で朱だるきってゆーのか、その謂れは分からない。』

って言ってますね・・・えええぇ!・・・ちょっと、ちょっと、テキトー過ぎやしませんか!?
テキトーな自分がゆーのもなんですが、それは無いでしょう!

著者はこのやぐらを実際に訪れた事があるんでしょうか?
この口ぶりからすると100%無いんでしょうねぇ・・・
一目見れば、その特徴から名が付けられたであろう事は容易に理解出来ますから!

取り敢えず玄室内を良く見てみましょう!
朱垂木やぐら6 朱垂木やぐら7
正面には舟形光背が彫られています・・・
現在は視認出来ませんが、往時は仏像も彫られていたんでしょうなぁ・・・
朱垂木やぐら8 朱垂木やぐら9
この穴には木戸を取り付ける為の軸を通したんでしょう・・・
ふむふむ・・・フムフム・・・
朱垂木やぐら10 朱垂木やぐら11
玄室内から外を見るとこんな感じ・・・
やっぱり、この2基の位牌型の彫り物が一番の特徴なのでは?
と思いますよね?・・・でも、コレと『朱垂木』の繋がりがイマイチ分かりませんよねぇ?
確かにひとつの特徴ではありますが、命名に関与していると考えるのは少し乱暴過ぎます!

まだ見ていない部分がありますよ!

上です! 
朱垂木やぐら12 朱垂木やぐら13
コレが『朱垂木やぐら』と呼ばれている由縁です!

この等間隔に描かれた赤い直線・・・コレは垂木を模した物だそーです!
『垂木って何ぞや?』って方も多いと思います・・・
でも、言われれば『あぁ、アレね・・・』って感じの代物だと思いますよ!

屋根の頂点に一本通っている部材を『棟木』と言いますが、そこから等間隔で軒桁まで通されている部材を、
『垂木』と言います!・・・そこに下地を造って屋根を敷くって感じですね!

建築中の戸建物件などを目にする機械は多いと思いますし、視認する事も可能ですね・・・
でも、アレが垂木だと御存じの方は意外と少ないかも知れませんね?

大工さんなら『朱垂木やぐら』って名称を聞いただけでも、何となくやぐらの様子が感じ取れるかもですね!
現地を訪れても自然と視線が上方向に行ってしまうのではないでしょうか?(笑)
朱垂木やぐら14 この幾筋にも並ぶ赤い線は、法華堂の垂木をイメージして描かれたんでしょうなぁ!

鎌倉幕府3代執権北条泰時の時代に、鎌倉市内に新たに墳墓を築く事が禁止されています!

鎌倉は狭いですからねぇ・・・
当時から土地問題は切実だった様です!
で、仕方なく平地ではなく、この様な山中に穴を穿って先祖の霊を慰めた・・・
コレが現在『やぐら』と言われている物なんですが、何故朱垂木やぐらの史料的価値が高いのかとゆーと!

やぐらが法華堂(霊廟)の代替物として機能していたとゆー事の裏付けが取れるからであります!
『やぐら=墳墓』ってゆー方程式を証明する為に必要な物が現存しているんです!
朱垂木やぐら15 朱垂木やぐら16
ですから、このやぐらを訪れた時は敬意を表してこう言いましょう!

『ありがとう!、朱垂木やぐら!・・・そして、フォーエバー!』

あ、モチロンこのセリフを言う時は、周囲に人が居ない事を十分に確認してからにして下さいね!
誰かに目撃されたら、変な人だと思われて警戒されてしまうかも知れませんから(笑)

山中で怪しい人に出くわすと何か怖いですからね・・・相手の事も考えましょう!


さて、今回の目的地である朱垂木やぐらも満喫した事ですし・・・そろそろ帰宅するとしますか・・・
でも、元来た道を引き返してもつまらないので、このまま天園ハイキングコースへ出て、覚園寺への分岐を下って行こうかと思います!
天園ハイキングコースへ1 天園ハイキングコースへ2
朱垂木やぐらからちょっと上ると・・・
天園ハイキングコースへ3 天園ハイキングコースへ4
石柱が見えて来ました・・・あそこはもう天園ハイキングコースです!
天園ハイキングコース1 天園ハイキングコース2
『右 建長寺道』
『左 覚園寺道』


どっちが右でどっちが左なんじゃい!?
天園ハイキングコース3 何かイライラして来たので石標をキック!
すると、倒れてしまいました!

おぁ!、やべぇ!

なぁ~んてね!
コレは2011年10月18日の早朝、天園ハイキングコースを歩いていた時に自分が撮影した物です!
東日本大震災(2011/03/11)の揺れに耐え切れずに倒れてしまったんでしょうか?
あまり来ない場所なんで詳しい事は分かりませんが、そーだとしたら復旧にえらい時間が掛かったんですね?
まぁ、復旧されただけでも良しとして置きますか! 

取り敢えず天園ハイキングコースに合流、右に曲がって覚園寺方面へ向かいましょう!
天園ハイキングコース4 十王岩1
するとすぐに、『かながわの景勝50選 鎌倉十王岩の展望』の文字が刻まれた石碑と遭遇します!
以前にも紹介した物件ですが、せっかくだから見て行きましょうか!

一応、前回の最期に紹介した【鎌倉攬勝考】記載の絵図を今一度!
朱垂木やぐらと十王岩の図
やっぱ、朱垂木やぐら変ですよね?
これじゃぁ、あの2基の位牌形の浮彫りが玄室奥部にある感じです?
何より、コレが朱垂木やぐらの全てであるかの様に簡潔に描かれています・・・
まぁ、恐らくこの絵師も自分で見た物を描いた訳ではないだろーし、責めるのも可哀想か?
十王岩2 十王岩3
十王岩はハイキングコースの上、崖の頂にあります!・・・見えて来ました!
行ってみましょう!・・・と、その前にと・・・

ワメキ十王岩

西御門村の山のうへ岩窟の内に、佛像三軀を掘たり。古き物に見へ、中尊は血盆地藏、左の方は如意輪觀音、右の方は閻魔なり。何ゆへに十王の窟といふにや。其像定かに分ちがたし。王冠をいたゞきたるを見て閻魔といふ歟。又ワメキ十王と名附し由来しれず。此窟、今は崩れ落て、窟中の佛像かすかに見ゆるのみ。
土人の方言に、是等の窟をさして何々のやぐらと唱ふること下皆同じ。

【鎌倉攬勝考】の説明です・・・
『血盆地蔵』
って何なんでしょうか?・・・自分は初めて耳にしました・・・
十王岩4 左から如意輪観音、血盆地蔵、閻魔大王・・・
って感じらしいですけど・・・

摩耗が激しいです!
もともと洞窟内に彫られていたとゆー事ですし、その洞窟が既に無いんですから摩耗してるのも当たり前ですよね・・・
初めて見る方は、その小ささにガッカリかも(笑)
まぁ、別に十王岩が景勝地って訳ではないですからね・・・
あくまでも『鎌倉十王岩の展望』ですから!

ほな、その景勝とやらを拝見させて頂きまひょか!
十王岩5 十王岩6
まぁ、こんな感じですわ・・・若宮大路をほぼ一直線に望めるのは素晴らしいですね!
景勝地にする程の物かって感も否めませんが、この際、多くを望むのはやめて置きましょう!(笑)
十王岩7 天園ハイキングコース5
ちなみに、北側の眺めは木々に遮られて最悪です・・・

サッサと下りて先を急ぎましょう!・・・別に時間に追われている訳ではないですけど(笑)
百八やぐら1 百八やぐら2
やぐらがあります!
以前にも紹介しましたが、内部には首の無い石像が・・・

覚園寺裏山の斜面に雛段状に広がるやぐらを『百八やぐら』と呼びます!
その数が多いので、煩悩の数に準えてそー呼ばれています・・・実際は108基以上あるそーです!

石像の首が無くなった経緯のひとつは、以前のページで書いたと思いますので割愛させて頂きます(笑)

このやぐらの上へ繋がる道があります・・・そして、何か見えています!
鷲峰山の弘法大師像1 鷲峰山の弘法大師像2
結構急な崖を登って行く感じの道なので、十分注意して下さい!
滑落したら死ぬ可能性も十分あり得ます!
こんなファミリーなハイキングコースで転落死なんて事になったら、末代までの恥ですよ!(笑)

何かの正体は石像です・・・弘法大師ですね!
実は首無石像達の正体も弘法大師であります!
鷲峰山の弘法大師像3 鷲峰山の弘法大師像4
崖上の弘法大師像の台座には『鷲峰山』とあります!・・・『じゅぶせん』と読みます!
鷲峰山は覚園寺の裏山であり、その山号でもあります!・・・モチロン覚園寺は古義真言宗のお寺!

『第八十八番 本尊薬師如来 讃岐國 大窪寺』ともあります・・・
首無石像にも札番が記されている事を考えると、ココは四国八十八箇所のミニ霊場になっていたんでしょう!
この崖上の石像で結願って事ですね!
鷲峰山の弘法大師像5 鷲峰山の弘法大師像6
この弘法大師像の視線の先は・・・こんな感じです!
崖下を通るハイカー達を見守って下さってるんでしょうか?・・・そーゆー事にして置きましょう(笑)

何か下の方で話し声が聞こえます・・・
ハイカー集団とラップするとペースが乱れるので先へ進みましょう!
天園ハイキングコース6 天園ハイキングコース7
サッサと早足で歩けば・・・
あっという間に覚園寺への分岐に到着です!
天園ハイキングコース8 覚園寺分岐
分岐を右に曲がり下って行きましょう!

ちなみに真っ直ぐ行けば天園を経て瑞泉寺や明王院へ・・・
左へ曲がれば今泉台住宅地は目の前です!
覚園寺へ1 團子やぐら1
立派なやぐらが並んでいます!・・・再びテンションが上がります!、うひょ~(笑)
やぐらの内部には何があるんでしょうか?・・・いざ、突入!
團子やぐら2 團子やぐら3
テンション上がり過ぎて写真がピンボケ(笑)
中心にあるちょっと大き目な石像の前には納骨穴があります・・・

再び【鎌倉攬勝考】を見てみましょう!
團子やぐら図
『團子窟(ダンゴヤグラ)又ハ地藏窟とも唱ふ』・・・とあります・・・
首無の石像群は描かれていませんが、内部の様子からしてこのやぐらですね!

團子窟

又は地蔵やぐらとも唱ふ。窟中に岩にて造れる地蔵を安ず。

【鎌倉蘭勝考】にはこの他にもやぐらの絵図が描かれています!
これらの絵図と実際のやぐらを照合しながら見て回ると、結構オモシロいですよ!

この辺りはホントにやぐらがイッパイです!
少し先の分岐を左に曲がって寄道して行きましょう!
百八やぐら3 五輪塔のやぐら
3基の五輪塔が浮彫りにされていますねぇ・・・
五輪塔が浮き彫りにされたやぐらは結構見掛けます!・・・興味深いですねぇ・・・

いかん、いかん・・・キリが無い・・・やっぱ寄道は中止して覚園寺方面へ向かいましょう!
覚園寺へ2 覚園寺へ3
ちょっと物足りない感じのする道ですが、歩き易さってのは老若男女、多くの人々に愛される為に必要なファクターですからね・・・
覚園寺へ4 覚園寺へ5
今日は何故かハイカー達の姿が見当たりません・・・
このコースも人気が無い訳じゃぁないんですけどねぇ・・・まぁ、静かなのはイイ事です!
覚園寺へ6 覚園寺へ7
分岐があります・・・
左へ曲がればすぐに住宅地へと出られますが、覚園寺方面へ行くには少し遠回りになってしまうので、道なりに右へ進みましょう!
覚園寺へ8 覚園寺へ9
再び分岐です・・・『覚園寺 約0.3km』と書いてあります!
右へ曲がりましょう!・・・やぐらが見えていますが、今の自分に崖をよじ登って行く気力はありません!
とにかく下ります、もぉ山道は飽きました・・・
覚園寺へ10 和カフェ三日月
舗装路が見えて来ました・・・これで山道ともおさらばです!
ちなみに左へ曲がるとハヤシライスが美味しいと噂の『三日月』とゆーカフェがあります!

ハヤシライスって意外と食べる機会が少ない気がします・・・
何でだろう?
家でカレーは作るけど、ハヤシライスって余程の事がないと作らないなぁ・・・
数年に一回・・・オリンピック並の周期かも知れません・・・自分だけなんでしょうか?
まぁ、どーでもいいか(笑)

覚園寺方面へ下りましょう!
薬師堂ヶ谷の庚申塔群1 薬師堂ヶ谷の庚申塔群2
ゴミ捨て場と化した庚申塔群・・・ゴミの多い日は酷い事になっています・・・
もう少し考えてあげて欲しいと思うのは自分だけ?

ちなみに、かつてはこの辺りに覚園寺の山門があった様です!
薬師堂ヶ谷の道標 薬師堂ヶ谷1
ゴミ捨て場庚申塔群の所にはゴチャゴチャした道標が立っています・・・
まぁ、とりあえず覚園寺方面へ進みましょう!

川沿いを進むこの谷戸は『薬師堂ヶ谷』と呼ばれていて、覚園寺の参道になっています!
覚園寺の前身は北条義時が建てた薬師堂ですから、この名称にも合点がいきます!
中々に風情のある通りで、自分は結構好きです!

進むとすぐに覚園寺駐車場の看板が見えて来ます!
さっきから覚園寺方面へと進んで来ていますが、別に覚園寺へ行きたい訳ではありません!
覚園寺駐車場1 覚園寺駐車場2
覚園寺の駐車場に行きたいんです!(笑)
別に駐車場マニア(そんな人いるのかな?)って訳ではありませんよ!

かつて、この辺りには『大楽寺』とゆーお寺があったそーです・・・
その大楽寺の痕跡の様な物が確認出来たら面白いかな?・・・と思っただけです!
てー事なんで、覚園寺には行きません!(笑)

大楽寺については、【棟立ノ井】のページで触れましたのでココでは割愛させて頂きます!

さぁ、駐車場に侵入しましょう!
覚園寺駐車場3 覚園寺駐車場4
正面にやぐらがありますが、他に特に興味を引く様な物は見当たりませんでした・・・

でも、この地形!
雛壇状に奥へと続いています!・・・怪しいですねぇ!?
当時からこの地形だったのかどーかは知りませんが、そーであったなら何かしらの建造物が建っていた可能性は高いのではないでしょうか!?

しばし眺め、見た事も無い大楽寺の姿をそこへ重ね合わせる自分なのでした・・・
何も知らなければただの駐車場ですが、そこへ大楽寺の存在が加わるとロマンに満ちた空間へ!

中々に有意義な時間を過ごさせて頂きました!

そろそろ帰りましょうか・・・
鎌倉武士1 鎌倉武士2
薬師堂ヶ谷を鎌倉宮方面へ下って行くと『鎌倉武士』とゆー蕎麦屋があります!
『ブシ』ではなく『タケシ』と言うそーです!

結構こだわりがあって有名な店です・・・
鎌倉武士3 鎌倉武士4
御品書きはこんな感じ・・・
『当店のおそばは最初の一口何も付けずにお召し上がり下さい。』って所にこだわりを感じます!
イイ物を提供しているんだぞってゆー自信の表れでしょうね・・・

『レモン切り』ってのが本日の変わりそばとして提供されていましたが、限定五食かぁ・・・
この時間じゃぁもう売り切れてんだろうなぁ?
柑橘系の爽やかな香りが鼻と喉を駆け抜ける感じかな?・・・食べてみたかったけど諦めましょう・・・
まぁ、諦めるとゆーか、もともと店に入る気はありませんでしたけどね(笑)
鎌倉武士5 『食べログ ベストランチ 2014』
選定されていたんですね!

でも1日50食限定なのに、こんなの貰っちゃったら大変なんじゃないかなぁ?
客がドォーーっと押し寄せて、今まで通りのやり方で蕎麦が提供出来なくなってドンドン質が落ちて・・・
なんて話は良く耳にします・・・
せっかく美味しい蕎麦を提供しているんですから、今後も今まで通りのスタイルを貫き頑張って頂ける事を願うばかりです・・・
薬師堂ヶ谷2 蒲原有明旧居跡
薬師堂ヶ谷の雰囲気は最高です・・・
見落としがちですが、『蒲原有明旧居跡(川端康成仮寓跡)』なる物もありますよ!

そろそろ鎌倉宮です・・・
鎌倉宮1 鎌倉宮2
ハイカー集団が鳥居の前で屯ってました・・・
こんな集団に狭いコースで遭遇したらメンド臭過ぎです・・・良かった・・・

鎌倉宮休憩所は、持ち込み客には御席料として¥100を徴取している様ですね・・・
セコイなぁ・・・とは思いますけど・・・
考えてみれば、あんなハイカー集団が押し寄せたらたまらないですよね?

まぁ、ハイカー集団がわざわざココで弁当を広げて食べる事は無いとは思いますけど・・・
でも、ちょっと休憩して水筒のお茶を・・・ってパターンはあると思います!

タダなら椅子に座って水筒のお茶を飲むでしょう・・・
しかし、¥100払えと言われると、別に外でもいっか・・・って感じになると思います・・・

¥100ってのは建前で、要は『入って来るな!』って言ってるんでしょうね・・・
確かに道や場所を占拠しているハイカー集団はウザイっす・・・群れ過ぎでしょ(笑)

鎌倉宮3 鎌倉宮4
休憩所で何か食べようかとも思いましたが、そそられる物が無かったので外の販売機でアイスを購入!
塩バニラ・・・ホントにバニラビーンズ使ってんのかなぁ?
って気もしましたが、普通に美味しかったです・・・疲れた時は甘い物ですね!

これで鎌倉駅まで歩く体力は回復出来た・・・と思います!
改修工事中の段葛1 改修工事中の段葛2
鶴岡八幡宮・・・恐ろしい程の人の数です・・・これじゃぁまともに歩くのも困難な感じです!
ドッと疲れが(笑)

現在、段葛は改修工事中で来年(2016)の3月まで通行禁止です!
そんな訳で、本来段葛を通行するであろう多くの観光客が他の道に流れて混雑に拍車を掛けています!
人にぶつかって車道に押し出されて車に撥ねられる・・・なんて事にならない様に注意しましょうね!

しかし、段葛が通れないとなると、観光客のテンションもダダ下がりでしょうね・・・
老朽化による史跡保存工事って事ですから仕方のない事ですけど・・・

段葛に梅やツツジが植えられたのは明治の頃・・・
そして、桜が植えられたのは大正の頃・・・
その桜も老化により勢いが無くなって来ている様で、今回の工事に伴い、全て植え替えられるそーです!
今後の育成が期待出来るものは平家池周辺に移植、後は全て伐採!

現在植えられている桜の本数は248本との事ですが、改修後は180本に減る様です・・・
また、段葛から側道へ出る出入り口(現在36ヶ所)の数も減るとか・・・

しかし、工事に関わる業者さん達は大変そーですね・・・
駐車スペースを確保するのも厳しそーです・・・コインパーキングも高いし・・・
何よりこの人の数!・・・仕事中に横目に入るだけでも疲れてしまいそーです!

あ、でもフェンスで囲われているから見えないか?(笑)
その前に休日は休工でしょうなぁ・・・

こんな所に仕事では来たくないですなぁ・・・ホント、考えるだけでも疲れが・・・
帰ろ(笑)

おしまい
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