ブログ 山梨県のダムタイトル
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前回荒川ダムをチラッと紹介させて頂きましたので、今回は山梨県で配布されているダムカードの紹介と、自分が巡った時のルートをサクッと紹介させて頂こうと思います!
現在、山梨県で入手出来るダムカードは6枚ですが、山梨県にダムが6基しかないという訳ではないのであしからず・・・

さて、山梨県でダムカードを配布しているダムは西から大門ダム、塩川ダム、荒川ダム、琴川ダム、広瀬ダム、深城ダムとなります・・・効率良く巡れば1日で全てのダムカードをゲットする事も可能です!
時間との戦いになると思いますが、自分の場合はちょこちょこと寄り道をしたの最後ので1ヶ所だけ巡れませんでした!
山奥の小さな集落とかにある神社がつい気になってしまって・・・自分は村の鎮守様の雰囲気が妙に好きなんです!
地図を見て貰えば分かると思いますが、これがまた結構な数あるんですよねぇ・・・
ちょっとのつもりでも、積み重なるとかなりのタイムロスになるんですこれが・・・

何故、ダムカード蒐集が時間との戦いなのかといいますと、基本、配布時間が平日の9:00~17:00までだからです!
お役所仕事なので土日や時間外という概念が欠落してるんだと思います(笑)
普通のサラリーマンでは一生蒐集出来ませんね・・・また、実際にダムに訪れないとゲット出来ない代物なので、必然的に全国を巡る事になります・・・ガソリン代もバカになりません!
これが、『ダムカードは小金持ちニートにしか蒐集出来ない!』といわれている由縁です(笑)

最近はダムカードの認知度と共に休日対応のダムも凄い増えて来ましたんで、かなり蒐集し易くなったとは思いますが、全てのダムカードを集めようと考えるのであれば、有給休暇を使うか小金持ちニートになるかの2択になりますね(笑)

もっとも、ダムカードだけが欲しいのであれば、ネットオークションなどで1枚¥1.000前後で入手出来ます!
レア度が高い物や、訪れるのが大変なダムなどは高額になりますけどね・・・
でもダムカードは小型のパンフレットみたいな物ですから、あくまでもおまけと考えて欲しいです・・・
せっかくですから、人里離れた大自然と超巨大な人工建造物とのコラボレーションを堪能して頂きたいものです!
ダムカードがメインのダム巡りってのはダムマニアからすると少し本末転倒な感じがします・・・

もともとダムカードは国土交通省と独立行政法人水資源機構管轄のダムでのみ配られていた物ですが、テレビや雑誌などでその存在が知られる様になると結構反響があったようで、『ウチもダムカードを配布して活性化を図るか!』的なノリかどーかは知りませんが、他のダムも一斉に配り出した為に現在ではその数は膨大な物になっています!
また、カードにも一応規格があって、それに準じていない物は非公式カードと呼ばれています!

国土交通省のHPにカードについての説明や配布場所の一覧などが載っていますので貼って置きます!
ダムカード蒐集に行く際は、配布している曜日や時間帯の確認は必須ですので参考にしてみて下さい!

ではそろそろ山梨県のダムカードを紹介させて頂こうと思いますが、取り敢えずダムの場所と自分が通ったルートのマップを作成してみました・・・

より大きな地図で 山梨県ダムツーリング を表示
まず考えたのが、どーいった順番でダムを巡ろうかという事でした・・・
自分は朝早いのは全然平気なので、一番遠くのダムから自宅へ戻る感じのルートを採用する事にしました!
その方が帰宅時間も早くなりますしね!
ホント自分は朝強いんですよねぇ~・・・起床してすぐステーキとか食べれますよ(笑)
低血圧とかまったくもって意味が分からないです・・・

取り敢えず大門ダム、塩川ダム、荒川ダム、琴川ダム、広瀬ダム、深城ダムからの帰宅(逗子市)という感じで巡る予定とあいなりました・・・

山梨県には全長68.1kmのクリスタルラインという物があります・・・清里方面と秩父方面を繋ぐ林道です!
ツーリングをする人には結構メジャーな道だと思います・・・自分も何度か通った事のある道でしたし、これを上手く活用すれば市街地に戻らずに効率よく巡れるのではないか?・・・と考えました・・・
逆にいちいち市街地に戻っていたらとても1日では巡れません!
地方の林道は良いですよぉ~・・・渋滞はないし、もちろん信号もありませんからね・・・

地図で調べてみると、知らない林道も結構ありましたので、それも利用させて頂く事にしました!
クリスタルラインはいいとしても、他の林道がどの様な状態なのか良く分からなかったし、小さな落石でもあると撤去に足止めを喰らったりするので車はやめてバイクで行く事にしました・・・
ちょっと心配だったのが、自分のバイクはヤマハのXV1600という結構大メシ喰らいな野郎で、ガソリン満タンにしても航続距離はいいとこ200kmくらい・・・山道を走る事を考えるとちょっと心もとない・・・
大門ダム付近で24時間か朝早くからやっているスタンドがあれば問題ないんですけど、そーでないと山の中で立往生って事態も考えられます・・・まぁ、テキトーな性格なんで、何とかなるだろうって感じで出発する事にしました・・・
ちなみに全行程下道利用です・・・朝早く出ればいいだけの事ですからね・・・

まだ暗い内に自宅を出て、宮ヶ瀬経由で国道20号線に出て韮崎辺りから国道141号線に入り、最初の目的地である大門ダムを目指しました・・・
宮ヶ瀬の手前で1度給油し、道の駅甲斐大和でトイレ休憩・・・あとは走りっ放しです・・・
気合を入れ過ぎた結果7:00過ぎにはもう大門ダム付近に到着していました・・・

ガソリンスタンドを捜すも見当たらず・・・あっても24時間OPENではないパターン・・・
むぅぅ・・・これは参ったぞ・・・と思っていたら朝早くから営業しているスタンドを発見!
取り敢えず相棒に腹一杯になって貰いました・・・これで一安心・・・ふぅ~・・・

カード配布時間まで大門ダム近くの道の駅南きよさとでマッタリと過ごす事にしました・・・
ココには信玄ソフトという物がありますが、自分はまだ食べた事はありません・・・
ソフトクリームに信玄餅が乗り、黒蜜がかけられている代物なんですが、味は想像出来ますね・・・絶対美味いでしょ!
当日も店が開く時間には大門ダムへ行かなくちゃならなかったので断念・・・いつか食べてみたい物のひとつです・・・

ダム、道の駅、温泉、スキー場は意外とセットになっています・・・道の駅には温泉施設がある物も結構ありますので、青森県から四国、山口県まで一気にダム巡りをした時は道の駅にはホントにお世話になりました!
国土交通省さまさまです・・・ダム関連施設の無駄遣いには気になる部分もありましたが、自分的には全然OKです!
大門ダム 大門ダムのダムカードをゲットです!
管理所へ行くと恰幅の良いおばちゃんが持って来てくれました・・・強そうなおばちゃんでした(笑)

配布時間は8:30~17:15(土日祝OK)です!
ダム湖の名前はきよさと湖といいます・・・
清里というと避暑や観光で有名な土地柄ですが、そんな様な環境にあるのがこの大門ダムです・・・
アクセスも大変楽チンな難易度のかなり低いダムです!
DAM-DATA
所在地:山梨県北杜市
河川名:富士川水系大門川
型式:重力式コンクリートダム
ゲート:コンジットゲート×1門
    クレストゲート×2門
堤高・堤頂長:65.5m・180m
総貯水容量:360万㎥
管理者:山梨県
本体着工/完成年:1981/1988年
ランダム情報
観光地としても有名な清里高原に位置し、貯水池も「きよさと湖」と名付けられ毎年多くの観光客が訪れている。また貯水池内を通る地下通路があり、小学生の見学等でも好評である。(地下通路見学は要予約)
こだわり技術
ダムサイト上流右岸側は八ヶ岳の火砕流などからなる火山砕屑物が堆積した透水性の高い地質であったため、面積42.000㎡に及ぶアスファルト遮水壁を施工した。その規模、形状の複雑さは我が国でも有数のものであり、その設計、施工に対し土木学会技術賞を受賞した。
カードの右上と右下に記されているアルファベットの意味は【六角ノ井】のページで紹介しましたし、国土交通省のHPにも載っていますのでそちらを参照して頂けたらと思います!

ちなみにダムの写真はありません・・・もともとダム好きな自分はダム関連のHPを立ち上げるつもりで全国のダムの写真をバシバシ取りまくっていたんですが、どこのダムとは言いませんけど結構写ってたんですよ・・・
本来ならば写ってはいけないモノが・・・
ダム工事に殉死者はつきもの的なトコロもありますし、水場には霊が集まりやすいって話も耳にします・・・
とにかく気持ち悪くてダムの写真は全て廃棄しました・・・それ以来は写真を撮りまくるという行為は自粛傾向で、撮ったとしても旅の思い出のスナップ程度にしています・・・今では純粋にダムを訪れる事を楽しめているので、それで良かったと思っています・・・

何故ダム関連のHPを立ち上げようとしたのかといいますと、日本ダム協会が認定する『ダムマイスター』になろうと思ったからです(笑)

『広く一般の方々に、ダムの実態、役割、魅力などについて知って頂くためにそれを支援する』


というのがダムマイスターのコンセプトです・・・ボランティアですんで、講演会や執筆を依頼されれば別ですが、基本的に報酬が発生する様な資格ではありません・・・
しかし、この資格があれば通常は見学出来ないダム施設なども見学させて貰える様に配慮していただけたり、なによりも日本ダム協会が発刊している【月刊ダム日本】という書籍が毎号無料で届けて貰えるという特典が嬉しい(笑)
コイツが税込¥1.080と意外とお高いんですよ!・・・季刊でもいいと思うんですけどねぇ・・・
こんなマニアックな月刊誌は本屋にはまず置いてませんよ・・・存在すら知らない方々がほとんどでしょうね・・・

ちなみに2014年5月号でNO.835となります・・・結構歴史ある雑誌なんですよ・・・いかんせんマニアック過ぎますけど(笑)
今月号の表紙は広島県の野間川ダムです!・・・2012年竣工の新しいダムなので自分はまだ訪れていません・・・
このダムのダム湖の名前がまた面白いんですよ!・・・『栗湖』といいます・・・
別に普通じゃねぇーかと思われるかも知れませんが、『マロンコ』といいます!(笑)
栗型の記念碑にも『マロン』とルビがふられています・・・なんでも野間川の源流地である宇根山には古くから【柴栗伝説】という物があって、それを後世に伝えたくてこの名が付けられたんだそーです・・・
『柴栗湖』じゃダメだったのかな?

ちょっと話が脱線してしまいましたが、ダムマイスターの審査に於いて重要視されるのが『活動実績』なんです!
ダムについての知識があるのはモチロンですが、著書を出版しているとか、講演会に参加しているとか、とにかく、

『広く一般の方々に、ダムの実態、役割、魅力などについて知って頂くためにそれを支援する』

というのが最重要項目なんです・・・で、一番手っ取り早いのがHPで情報を提供する事かなと考えた訳です!
ダムマイスターには、ただのダムマニアから技術者、大学教授まで幅広い肩書の方々が名を連ねています・・・
一応任期は2年(更新可能)で、現在は30人くらいいる様です・・・
経歴を公表していない人も多いですが、絶対ニートいるでしょ(笑)

そんなこんなでダム関連のHPを作ろうかどーか悩んでいたところへ八ツ場ダム問題が・・・
財団法人なんかドコも天下りの為の場所と理解しつつも、ちょっとヤリ過ぎじゃないかと考えさせられました・・・
ダムが必要か否かはいいとしても、1回あたりの会議費用が¥600万てのは常軌を逸脱しています!
経費の使い道を公表しないって事はそーだって事でしょう・・・
それでもまかり通ってしまうんですから、何とも不思議な世界ですね(笑)
こーして自分のダムマイスターへの情熱は一気に冷めてしまい、現在、鎌倉関連のHPを運営するに至ります!

大門ダムを満喫し、次の目的地である塩川ダムを目指します!
地図を見ると、『比志海岸寺線』という聞いた事も無い林道がありました・・・
これを通れば最短距離で塩川ダムへ行けそーなので、どんな道かは知りませんが利用する事にしました!

起点には海岸寺という寺がありました・・・山梨県に海岸は無いですけど海岸寺です(笑)
で、その林道なんですが、入ってすぐにバスケットボール大の落石がゴロゴロ・・・大丈夫かこの道!?
車だったらアウトでしたがバイクなので落石を避けながら進みました・・・
結局落石は最初の区間だけで、あとは普通の林道でした・・・この林道の最初と終わりの区間は市が管理している様ですんで、まぁ、市の怠慢って話ですかねぇ・・・
1台の車とも遭遇する事なく、増富ラジウムラインへと合流して、あっという間に塩川ダムへ到着です!
途中、比志神社へちょこっと寄り道しましたけど(笑)

ホントにバイクで来てよかった・・・
車だったら結構なタイムロスになっていました・・・

塩川ダムには増富ラジウム温泉があるので、バス旅行かなんかで来たと思われるジジババ達が大勢いました・・・
塩川ダム
塩川神社にお参りしてからダムカードをゲット!・・・ダム湖は『みずがき湖』といいます!
カードの配布時間は8:30~17:15(土日祝OK)です!

DAM-DATA
所在地:山梨県北杜市
河川名:富士川水系塩川
型式:重力式コンクリートダム
ゲート:ゲートレス
堤高・堤頂長:堤体79.0m・225m(コンクリート)
左岸遮水壁48.9m・399m(ロックフィル) 
総貯水容量:1.150万㎥
管理者:山梨県
本体着工/完成年:1989/1998年
ランダム情報
塩川ダムの上流には、日本百名山の金峰山と瑞牆山がありその山から流れでた金峰山・瑞牆山源流は環境省より「平成の名水百選」に選定され、その渓谷の景観美も素晴らしい。また、近くには紅葉スポットである通仙峡、紅葉(もみじ)橋などや増富ラジウム温泉峡もある。
こだわり技術
山梨県で初めて、RCD工法により造られたダムである。
塩川ダムは、地形や地質によりダム本体を重力式コンクリートダムとし、ダム貯水池左岸に遮水壁を設置し下部の止水性確保のため連続地中壁を設置した複合ダムとして造られた。
ダム見学もそこそこに次の荒川ダムを目指します!
そのまま東に進んで本谷釜瀬線観音峠大野山線と南下し、木賊峠(とくさ峠)でちょい休憩・・・
駐車場からの眺めは中々気持ちのいい物でした・・・何だかんだいってもやっぱり富士山はいいなぁ・・・
更に上に展望台があるんですが、15分くらい歩かなくてはならないので断念しました・・・
荒川ダム 木賊峠からは東へ進み、池の平線御岳線野猿谷線を通り荒川ダムへ到着となります!
本谷釜瀬線の途中から御岳線の途中までがクリスタルラインの一部になります・・・
クリスタルラインといっても林道を繋ぎ合わせただけの名称ですからね・・・でも凄い快適です!

黒戸奈神社は知らない内に通り過ぎていました(笑)
まぁ、後でまた戻って来るし別にいいか・・・
御岳線をそのまま進んで行けば、当初から立ち寄る予定だった金櫻神社の所に出るんですが野猿谷線の響きにつられてのルート選択となりました・・・野猿谷線は若干の落石も見受けられましたが結構良かったです!

ダム湖(能泉湖)に出ると分かれ道となりますが、目の前の橋を渡りたかったので右側の道を進む事にしました!
ダムに到着すると、なんと管理所はダム湖の向かい側に建っていました!
天端は車両通行不可です・・・ぐるっと回れば問題ないですが、せっかくなので邪魔にならない様にちょっとバイクを停めさせて頂いて、天端を歩いて管理所に向かう事にしました・・・

DAM-DATA
所在地:山梨県甲府市
河川名:一級河川富士川水系荒川
型式:ロックフィルダム
ゲート:ラジアルゲート1門
     スライドゲート2門
堤高・堤頂長:88m・320m
総貯水容量:1.080万㎥
管理者:山梨県
本体着工/完成年:1978/1986年 
ランダム情報
荒川ダムの直下には、日本一の渓谷美をほこる御岳昇仙峡がある。
毎年多くの観光客でにぎわっている。
また近くには金桜神社や板敷渓谷などもある。
こだわり技術
昇仙峡や金桜神社、板敷渓谷に囲まれている荒川ダムも観光地と言える。このため施行時には、表面の岩(リップラップ)の配置にこだわった、美しいロックフィルダムである。
こだわり技術かどーかは別として、荒川ダムがキレイなダムである事は間違いないです!
昇仙峡ロープウェイは連日の賑わいを見せています・・・でも荒川ダムはひっそりとしています・・・
別に観光地ではないでしょ(笑)・・・展望台から眺めて終わりって人が殆んどではないでしょうか?

ちなみにカードの配布時間は9:00~17:00(土日祝OK)となっております!

再び天端を歩き、バイクに跨り近くにある金櫻神社を訪れました・・・杉の巨木が印象的な雰囲気の良い神社でした!
名前忘れたけど参道入口にある蕎麦屋に入りました・・・美味かったです!

ココから御岳線で次の琴川ダムへの分岐まで戻ろうかと考えていたんですが、先程の野猿谷線が妙に気に入ってしまったので再び同じ道を戻る事にしました・・・自分が同じ道を引き返す事は珍しいです、よっぽど気に入ったんでしょう!

荒川ダムの橋を渡って先程下りてきた分岐に差し掛かります・・・分岐には看板があります・・・
『そば処 轟家』と書かれています・・・来た時も見えてはいたんですけどねぇ・・・
ダム仲間の友人いわく、『イマイチだった・・・』との評価を聞いていたのでスルーしたんです・・・
でもせっかく来たんですし、能泉湖を間近に眺めながら蕎麦をすするというのもオツかな?
なんて思ってしまって、取り敢えず店舗だけでも見て置こうとダム湖沿いに進み寄り道してみました・・・

これがまたイイ感じの店だったんですよ!・・・古民家で水車で粉を轢いています・・・吸い込まれる様に入りました(笑)
10分前に蕎麦食ったばっかりなのに・・・雰囲気って怖いなぁ・・・
せいろを戴きましたが・・・う~ん・・・友人のいった通りかな・・・
この辺りは御岳蕎麦発祥の地らしくて、その伝統を忠実に守って蕎麦作りをやっているんだそーですが、雰囲気がいい店なだけにちょっと勿体ないなぁ・・・と感じてしまいました・・・
御岳蕎麦は『鼠大根』という辛みの強い大根を薬味に戴くのが特徴らしいんですが、それ以前に蕎麦の香りが全くしませんでした・・・そーゆーもんなんでしょうか?・・・自分的には香りの無い蕎麦なんて完全NGです!
古来からの伝統的な手法で云々っていう看板を掲げている店は良く見かけますが、感動する一品に出逢った事は一度もありません・・・何ででしょう?・・・やはり、料理は常に進化しているって事なんでしょうか?
『昔ながらの・・・』とか『懐かしの・・・』って冠がついてる商品は大抵は微妙な味だもんなぁ(笑)

ちょっと残念な気持ちを抑えつつ先程来た道を引き返しましたが、更に残念な事に、またまた気付いた時には黒戸奈神社を通り過ぎていました・・・クソッ、轟家め!(笑)

野猿谷線いいですわぁ・・・入り口に板敷渓谷へ下りる階段がありましたが、付近に駐車場とかはありませんので要注意です!
御岳線から荒川線への分岐を進みます・・・ココからは再びクリスタルラインとなります・・・
琴川ダム ひたすら東を目指して進みます!
乙女高原にあった地蔵菩薩が気になりましたが、寄り道ばっかしていて時間が結構やばかったのでスルー!

ようやくダム湖(乙女湖)が見えて来ました・・・
湖畔には金峰泉という温泉旅館がありますが、大正2年から営業している老舗だそーです!
琴川ダムの完成に伴い、もともとあった旅館は湖底へと沈んだので現在地に移して営業を再開したそーです!
鉱泉ですが効能が強くて、湯治に訪れる人が結構多いんだそーです・・・
ちなみに冬期は路面が凍結するので休業だそーです・・・金峰泉のHP貼って置きますね!
『金峰泉クリーム』なる何やら怪し気な商品も販売しているみたいです(笑)

DAM-DATA
所在地:山梨県山梨市牧丘町
河川名:富士川水系琴川
型式:重力式コンクリートダム
ゲート:ゲートレス
堤高・堤頂長:64m・262m
総貯水容量:5.150.000㎥
管理者:山梨県
本体着工/完成年:2001/2008年
ランダム情報
ダム湖は近隣にある乙女高原にちなんで「乙女湖」と名付けられた。
右岸展望台広場からは、国師ヶ谷や金峰山などの美しい山並みが眺望でき、湖中央の半島部には遊歩道も整備した。
こだわり技術
多目的ダムとしては日本で最も高い標高に位置するため時には-20℃以下の気温を記録した。このため、冬季休工中のコンクリート養生方法を工夫し、また、コンクリート打設では拡張レア工法による施工の合理化を図った結果、品質確保と工期短縮がはかられた。
カードの配布時間は8:30~17:15(土日祝OK)です!
まだ新しいダムですが、コンクリート白いなぁという印象を受けました・・・
展望広場が気になりましたが先を急ぐ事にしました・・・

クリスタルラインを下って行きます・・・するとココにも金桜神社なる物を発見!・・・でもスルーです!
先程の金櫻神社と比べるとかなりショボイ感じでした・・・
クリスタルラインも終わり、国道140号線(雁坂みち)へ合流したら左折して、あとは直進するだけです!
トンネルを越えるとすぐに道の駅花かげの郷まきおかがありますが、当然スルー!
広瀬ダム 雁坂みちは道幅も広くて快適です!
あっという間に広瀬ダムに到着です!

駐車場が意外と混んでいました・・・
そのまま雁坂トンネルを越えれば秩父です!
普通車¥730の通行料金がかかりますけどね・・・
滝沢ダム二瀬ダムもすぐ近くなので非常に利用価値の高いトンネルだと思います!
秩父帰りの観光客で駐車場が混んでたのかな?
DAM-DATA
所在地:山梨県山梨市三富
河川名:富士川水系笛吹川
型式:中央遮水壁型ロックフィルダム
ゲート:ローラーゲート×2門
堤高・堤頂長:75m・255m
総貯水容量:1.430万㎥
管理者:山梨県
本体着工/完成年:1969/1975年
ランダム情報
広瀬ダムの上流には、環境省の「平成の名水百選」に選ばれた、秩父多摩甲斐国立公園の西沢渓谷があり、四季を通じて、多くの観光客が訪れにぎわっている。広瀬ダム右岸には芝生広場や遊歩道が整備されており、奥秩父山系の雄大な山容と広瀬湖の美しい景色を眺望できる。埼玉県からは全長6.625mの雁坂有料トンネルからもアクセスできる。
こだわり技術
山梨県管理ダム6基のうち、最初に造られたダムであり、県内最大の貯水量を有する多目的ダムである。ダム形式は中央遮水壁型のロックフィルダムであり、コア材(遮水層)にはマサ土が使用されている。
カードの配布時間は9:00~17:00(土日祝OK)となっております!

今回巡った他のダムと比べて、観光客の数が多いなぁと感じました・・・
近くにある西沢渓谷は紅葉が素晴らしいです・・・何箇所か滝があったと思いますが、最奥部にある滝が凄いキレイでした・・・落差はないんですけど数段連続する滝壺とエメラルドグリーンの水が凄く印象的でした・・・
もう何年も訪れていませんけど、機会があればまた訪れたい場所のひとつですね!

ある程度分かっていた事ですが・・・どーやら深城ダムは時間的に間に合いそーにありません・・・
直線的に深城ダムへと抜ける道は無いので、市街地方面に戻って回り込んで行かなければなりません・・・無理です!
前半で寄り道をし過ぎたツケがココにきて回って来た感じです(笑)

もう諦めて道の駅みとみを見物して、先程の道の駅花かげの郷まきおかでマッタリする事にしました・・・
花かげの郷まきおかにふかわりょうのサインが飾ってあって思わず笑ってしまいました・・・来たのかよ!
山菜蕎麦を食べようか迷いましたが、さすがに蕎麦はもうやめとこうかなって事で、フライドチキン的な物と巨峰ジュースを購入して併設されている公園でマッタリといただきました・・・

そしてお土産に信玄餅を購入して無事帰宅とあいなりました・・・

利用した林道は舗装路で、道幅が狭い区間もありましたが、バイクなので気を遣う場面はありませんでした・・・
つ~か琴川ダムを過ぎるまで対向車はありませんでした・・・
荒川線は紅葉の季節になると景色が素晴らしいです・・・人で溢れ返る昇仙峡へ行くより断然お勧めです!

結局6基のダムを1日で巡る事は出来ませんでしたが、寄り道せずにキビキビ行動すれば不可能ではないと思います!
あ~、結局こーなるんだったら開始時間を遅らせて信玄ソフトを食べて置けば良かったなぁ・・・

おまけ


残ってしまった深城ダムは後日に地元の友人とやはりバイクで行ってきました!
日本三奇橋の猿橋を見て、深城ダム、小河内ダムと巡り、八王子、町田、とグルっと回って帰って来ました・・・
深城ダム ダムには全く興味の無い友人ですが、ちゃっかりダムカードはゲットしてました(笑)

ダム湖(シオジの森ふかしろ湖)側からの写真で、堤体の様子が分からないイマイチなカードだなぁと思っていましたが、平成24年に水力発電が始まってダム目的に発電が加わった事に伴ってカードのバージョンアップを行ったそーです!
そんな訳で現在配られているカードはFNWPとなり、写真も下流側から堤体を撮った物に変わっています!
Ver.1.0(2009.02)のこのカードは既に配布終了しているそーです・・・レア度がちょっと増したかな(笑)

DAM-DATA
所在地:山梨県大月市
河川名:相模川水系葛野川
型式:重力式コンクリートダム
ゲート:ベルマウス型オリフィス1門
堤高・堤頂長:87m・164m
総貯水容量:644万㎥
管理者:山梨県
本体着工/完成年:1996/2005年
ランダム情報
6基ある山梨県管理ダムのうち、5番目に完成したダム。
湖名は「シオジの森ふかしろ湖」。上流にはモクセイ科の落葉広葉樹シオジの天然林があり、家具・スキー板・バット等の良質な材料となっていたが、現在は大切に保護されている。ダム周辺の観光地には猿橋、岩殿山、雁ヶ腹摺山、松姫峠などがある。
こだわり技術
スリムな堤体、急峻な地形などにより、現在では珍しいブロック工法を採用している。また、1門のゲートを上下させて洪水期・非洪水期の洪水吐きゲートを兼用している。
カードの配布時間は8:30~17:15(土日祝OK)となります・・・山梨県のダムカードは全て休日でもゲット出来ますね!

山梨県の6枚のダムカードをコンプリートして管理事務所(6ダムどこでもOK)に持って行くと『山梨6ダム総合カード』が貰えるらしいです・・・ただし、提示した6枚のダムカードには不正防止の為に小さな穴を開けられるらしいです・・・
そこまでしなくても・・・そんなカード何枚もいらないよぉ(笑)

ダム巡りはツーリングにも最適です!・・・林道走るの気持ちいいし、人里離れた怪しいお食事処に入るのも楽しい!
皆さんもそろそろ冷やし中華・・・じゃなかった、ダム巡り始めませんか?(笑)

おしまい
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