|
光則寺の朝市を満喫した後、長谷寺へ行ってみる事にしました・・・ココでは出店やステージでの催し物があるようです・・・
坂道を自転車で下り1分弱で長谷寺へ到着!
鎌倉有数の観光寺であります!・・・商売っ気丸出しの京都の寺みたいで、自分はあまりこの雰囲気は好きではありません・・・
でも観光と割り切ってしまえば、見所は結構あります!
そもそも見所がなければ観光客だって来ません! |
え~と・・・江ノ電長谷駅の改札・・・ではないですよ!・・・この寺の拝観料はこの自動券売機で支払うんです!
一応Suicaで支払う事も出来る様です!・・・これがこの寺の一番の見所でしょうかね(笑) |
|
冗談はさて置き、券売機を導入しているのは鎌倉ではここだけです・・・味気ないけど観光客が多すぎて対応が大変なのかもしれないですね・・・
確かに自分がココの受付で働いていたとしたら、間違いなくキレます・・・
『もぅ・・・頼むから家で寝ててくれぇ~!』って(笑)
海行きなよ海へ!・・・由比ヶ浜近いよ!
江ノ島行ったらどうーですか?・・・面白いよ!
つーか横浜行けっ!(笑) |
|
|
ちょっと売店に寄り道してみました・・・長谷寺限定、寺まんじゅう!・・・なんじゃこりゃ?超食べてぇ!
ん?・・・野菜?・・・肉はないの?・・・そんなぁ~ご無体なぁ・・・肉・魚類は一切使用せずって・・・OL狙いか!
それかオーガニックにこだわるセレブ狙いだな!ちくしょー!肉食わせろぉーーー!肉っ!
肉がなかったので購入は諦めて先に進む事にしました・・・残念・・・光則寺の朝市でも結局何も買わなかったんで、結構お腹が空いてます・・・まぁ、いろんな店が出てるみたいだし、何か美味そうな物があるでしょう! |
|
|
先程の券売機で¥300の入山券を購入・・・今日くらい無料で入らせてくれてもいいのになぁ・・・
例えば毎日お参りしてたら年間¥109.500に・・・とても気軽に来れる金額ではありません!
鎌倉の寺の年間パスポートとか出してくれれば間違いなく買うんですけどねぇ・・・出ないかなぁ?
この寺のパンフレットは日本語・英語・中国語・韓国語と4種類取り揃えています・・・外国人の受け入れ体制もバッチリです!・・・ココと大仏は外国人観光客の数が異常に多いですからね・・・ご苦労様です! |
|
和み地蔵・・・
さっきも和みサイダーとか売っていましたが、どうやらこのキャラクターで一儲け考えているみたいです・・・
売店ではストラップとかも売っていましたよ!
可愛らしいキャラクターですがどーなんでしょう・・・
実物は結構デカイです!
是非和み地蔵グミを販売して頂きたいもんです!
製造元は自分が承ります(笑) |
さっき頂戴したパンフレットに寺の縁起が書かれています・・・せっかくなのでちょっと載せて置きます!
鎌倉長谷寺。正式には、海光山慈照院長谷寺と号します。
往古より『長谷観音』の名で親しまれる当山は、奈良時代の天平八年(736)開創を伝え、寺伝に曰く、聖武天皇の御代より勅願所と定められた鎌倉有数の古刹であります。
本尊の十一面観音菩薩像は像高三尺三寸(9.18m)にも及ぶ本邦最大級の木彫仏で、東国を代表する観音霊場の象徴でもあります。
伝世する寺宝により鎌倉時代には一山としての寺観が整っていたとみられ、同じ頃の成立と伝わる坂東三十三所観音霊場の第四番札所に定められた当山は、諸方からの篤い帰依によりその法灯を今の世に伝えております。
なお、観音山のすそのから中腹にかけて広がる境内は、四季を通じて花木が鮮やかな彩りを添え、また、遠く相模湾が臨まれる眺望は、鎌倉随一とも賞されます。
寺伝の通りならかなり古い寺です・・・ちなみに鎌倉最古といわれている寺は大蔵山観音院杉本寺で、創建は天平六年(734)であります・・・あちらは坂東三十三所観音の第一番札所になっています!
パンフレットには本尊についての縁起も載っています・・・このパンフレット意外と詳しくて分かり易い!
本尊である十一面観世音菩薩について、当山の伝える縁起によれば、養老五年(721)、大和(奈良県)長谷寺の開山である徳道上人の本願に基づき、稽文會、稽首勲と名乗る二人の仏師(不空羂索観音と地蔵菩薩の応化身)により楠の巨大な霊木から二体の観音像が三日三晩にして造顕されたといいます。
そのうちのの一体が大和長谷寺の本尊となり、残る一体は有縁の地における衆生済度の誓願が込められ、開眼供養を修した行基菩薩によって、海中へ奉じられました。
その後、天平八年(736)に至り、尊像は相模国の長井浦(横須賀市長井)の洋上に忽然と顕れ、その旨を受けた大和長谷寺の開基藤原房前(藤原鎌足の孫)によって尊像は鎌倉へ遷座され、当山開創の礎となりました。
錫杖を右手に執り、岩座(金剛宝盤石)に立つ尊容は長谷寺に祀られる十一面観音像特有の姿として『長谷寺式』と呼ばれます。
観音像は長井に打ち上がったのか・・・初声と聞いた事がありますが・・・長谷と初声のこじつけかな?と思っていたんですが・・・まぁ長井も初声もほとんど同じですけど・・・
こんな時はあれです!・・・【新編鎌倉志】ではどの様に紹介されているんでしょうか?
【長谷観音堂】
長谷の観音堂は海光山と號す。額に長谷寺、子純筆とあり(子純が事、在杉本寺下。)坂東巡禮札所第四なり。
光明寺の末寺なり。相ひ傳ふ、此観音、大和の長谷より洪水に流され、馬入へ流れ寄りたるを上げて飯山に有しを、忍性と、大江の廣元と謀て、此の所に移すと。按ずるに忍性の傳に、建保五年に生まる、十六にて出家すとあり。
廣元は嘉禄元年に卒す。時に忍性漸く九歳なり。且へ【釋書】に弘長の始め、相陽に入るとあれば此の事不審。
又云、和州長谷の観音と此観音とは一木の楠にて作れり。和州の観音は木の本、此像は木の末也。
十一面觀音にて、長二丈六尺二分、春日が作(按ずるに、春日と云は佛師の名なり。佛像のみにあらず、楽の假面にも春日が作數多あり。舊記に、稽文會・稽主勳は、河内の國春日部の邑の人。兄弟共に佛師なりとあり。是を春日が作と云なり。浮屠附會の説に、春日大明神の作と云て世人を迷はせり。不可信。)。
阿彌陀(作者不知。)十一面の像(宅間法眼が作。)、如意輪像(安阿彌作。)、勢至の像(安阿彌作。)、此の像は畠山重忠が、持佛堂の本尊と云傳ふ。聖德太子の像(作者不知。)、和州長谷の開山德道上人の像(自作。)。
毎年六月十七日、當寺の會にて、貴賤老少参詣多し、寺領二貫文あり。鶴が岡一の鳥居より十八町許あり(和州長谷寺観音の像の事、并に德道が傳出【元亨釋書】(【元亨釋書】に出づ)。德道は乃ち法道仙人也。〕。
ムムム・・・馬入に流れ着き飯山にあった物を、忍性と大江広元が現在地に移しただとぉ!
馬入と長井じゃ相模湾でも全然場所が違うぞ・・・余計に訳分かんなくなっちゃったな(笑)
大江広元は毛利荘(厚木市)を領していたし飯山との関連も分かるが忍性は何なんだ!
意味が分からんなぁ・・・著者も『此の事不審』と言ってるけど・・・確かにその通りですね・・・
忍性が誕生したのが建保五年(1217)、大江広元が没したのが嘉禄元年(1225)・・・
広元が死んだ時、忍性はまだガキじゃないすか・・・
そもそもこれ・・・長谷寺の歴史まで狂ってきちゃいますし・・・何の文献を参照したんでしょうかね?
まぁ、深く考えるのはやめましょう!長谷観音はデカイ!それでOKでしょ! |
|
|
弁天堂(写経場)を過ぎると突き当りに弁天窟への入り口があります・・・なんでも弘法大師がこの岩窟に籠って弁財天像を彫ったんだそうです・・・その像は現在宝物館に安置されていますが、代わりに弁天窟の壁には弁財天と眷属の十六童子が彫られた・・・的な説明がパンフレットにありましたが・・・結局いつ彫られたんですかねコレ?
ちなみに右上の写真は牛馬童子です・・・動物愛護の神です・・・牛うまそぉ~だな(笑) |
|
ここ、腰の悪い方は要注意です!
結構腰を屈めないと通れません・・・しばらくすると多少広いスペースに出ますが、この日は人が多くあまりゆっくりと見る事は出来ませんでした・・・
分かり切っていた事ですが日曜日に長谷寺に来るなんて、自分が愚かでした・・・
でも今日は美味しいそうな出店があるかも知れないし、これくらいの人混み我慢しよう・・・
出店は観音堂一帯らしいので上へ行きましょう! |
|
|
鯉がイッパイいます・・・でも人の方がイッパイです!・・・何じゃコレ、皆さんホント暇ですなぁ・・・フゥ~・・・
ちょっと後悔し始めてきちゃいました・・・自分は人混みに酔いやすい体質なもので・・・でもせっかくここまで来たんですから、もうちょっとだけ頑張ってみる事にします・・・ |
|
地蔵堂前の卍池です・・・何でしょう旧ドイツ軍の遺物でしょうか?(笑)
地蔵堂の周囲には千体地蔵といってコケシの様な小さな地蔵菩薩がビッシリと並んでいます・・・一種異様な光景ですが地蔵信仰の霊域となっています・・・
いわゆる水子供養ってやつですね・・・水子は怖いのでしっかりと供養しましょうね・・・
さぁ上へ向かいましょう・・・ |
|
|
うはぁ~ダメだこりゃ・・・ストレス溜まるなぁ・・・雷神堂入る隙間がないです(笑)
これはちょっと避難です・・・眺望散策路の花でも見てリフレッシュしましょう・・・ |
|
|
|
|
良く考えたら自分そんなに花好きじゃない!・・・眺望散策路も混んでて余計にストレス溜まってしまった・・・
唯一景色だけが救いでしたが・・・そういえば御詠歌あったなぁ・・・
はせてらへ まいりて沖を なかむれば 由井のみきはに 立はしら浪
白波というか人の波に押されてゆっくり景色も見れませんって・・・もう勘弁してくれぇ~・・・ |
|
久米正雄の胸像です・・・柄本明みたいだな(笑)
彼は鎌倉文士達の牽引役の様な人物で鎌倉ペンクラブの初代会長を務めたり、今はもう行われていませんが
大佛次郎らと鎌倉カーニバルを発案実行したり・・・
町議としても活躍してましたから鎌倉の発展に貢献した人物である事は間違いありません!
ここに胸像がある理由は、関東大震災の時にココに逃げ込んできて、その後の復興に尽力したからとの事・・・ |
氏の三回忌に鎌倉ペンクラブが建立した・・・と説明にありました・・・ |
|
観音堂・・・この中に巨大な十一面観音が居られます!
迫力あるので必見です!
金銭に余裕のある方は宝物館も見て行かれると良いと思います・・・
今日はもう中には入りません!・・・疲れました・・・
何か食べたいけど・・・目ぼしいものが・・・
ベジランチコーナー?・・・だから肉食べたいんだってば!
ガッツリ食べさせておくれよぉ・・・ |
|
ビールかぁ・・・鎌倉ビール美味いんだよなぁ・・・
賞も取ってるし間違いないです!
ただちょっとお高いです・・・貧乏人の自分にはちょっと厳しいです・・・
てゆーか飲んだら自転車で帰れなくなってしまう・・・
一応車両ですからね・・・事故ったらメンド臭いです!
それに自分100kg以上ありますんで、もしぶつかったら
子供や爺さん婆さんは昇天する可能性もありますし・・・
危険なのでココは我慢です・・・ |
鎌倉ビールの工場は、逗子からお化けトンネルを抜けてすぐ右側にあります・・・小さい工場です・・・
近くには日蓮乞水や銚子ノ井がありますが・・・使ってたりして(笑)・・・なんて、もう水は湧いてないです・・・ |
|
あれ!?・・・リチャードルブーランジェが出店してる!
ここのパン柔らかくて好きなんですよ!
稲村ガ崎の裏路地っていうお店のロケーションも隠れ家っぽくて好きです!
これは買うしかないでしょ!・・・何にしようかなっと・・・
ん?・・・なんか丁寧にラップに包んであるけど、凄い蒸れてるなぁ・・・蒸れ蒸れだ・・・ビショビショ・・・
う~んこれは嫌だなぁ・・・大好きなパンだけに・・・
やめて置きますか・・・ |
でも出店してるの長谷の商店だけじゃないんですね・・・てゆーかホントに腹減ったッス!
午後からイベントステージで紙芝居とライブがあるみたいですけど、この人混みの中とても待ってられません・・・
まだ紹介したい場所はありますが、今日は退散します!
いやぁ・・・逗子海岸まででやめて置けばこんなに疲れる事もなかったでしょうに・・・まったく自分の無計画さには飽きれる始末です・・・もぅ休日は鎌倉行かんぞぉ! |
|
帰りに日進堂でパンを・・・向かいの北村牛肉店で串カツとコロッケを購入!
どちらの店も昔ながらのホッとするお店です・・・
逗子マリーナの堤防によじ登ります・・・
今日は江ノ島と、かろうじて富士山が見えます(笑)
りんごパン美味い・・・この肉厚のコロッケも・・・
とにかくやっとこさ朝メシにありつけましたとさ・・・ |
|
おしまい |