ブログ 玉縄ふるさと館タイトル
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『玉縄ふるさと館』・・・
その名称だけを聞くと、何だか地場野菜とか当地の名産品などを販売しているアンテナショップ的な物を想像してしまいますが、そーではなくて、玉縄関連の史料や古民具、出土品などを展示している民俗資料館であります!
市内にある民俗資料館はココだけではないでしょうか?

もともとは『玉縄民俗資料館』という名称でしたが、収蔵品の劣化と共に来館者も激減していた様で、
『コレではいかん!』って事で、2013年3月に国指定重要文化財である旧石井家住宅と併せ、玉縄ふるさと館としてリニューアルオープンした次第の様です!

この玉縄ふるさと館ですが・・・展示物も意外と多いですし、思ったより内容の濃い資料館かなと思います!
場所は前回紹介した龍宝寺の境内になりますが、寺と併せて巡れば結構時間を潰せると思います!

観光で玉縄地区を訪れる事は少ないと思われますが、この機会に是非!(笑)

では、そろそろ噂の玉縄ふるさと館に侵入してみましょうか!
入口手前の掲示板には市内のイベントの告知ポスター等が貼ってあります!
その中には以下の様な貼紙もあり、来館者への挨拶となっている様でした・・・
玉縄ふるさと館の案内板
旧石井家住宅には少し興味が湧きます・・・人が居なかったらマッタリしたいなぁ・・・
先程訪れた龍宝寺は日曜の鎌倉とは思えない程の参拝者の少なさでしたから、もしかしたら貸切状態で古民家を満喫できるかもしれませんなぁ!
玉縄ふるさと館入口 玉縄ふるさと館トイレ
トイレのみ使用の場合も入館料¥100を支払えと書いてありました・・・
マジっすか!?・・・トイレくらいタダで貸してやればいいのに・・・
維持管理費用?・・・だったらもう少し綺麗にして欲しいと思うのは自分だけでしょうか?

トイレを貸してもらってそのまま資料館まで堪能しようなんて輩は、まず居ないと思うんですが・・・
そもそもそーゆー輩が多くて経営困窮に陥る程の来館者数を確保しているんでしょうかねぇ?

まぁ、その辺の事はどーでもいいか・・・とにかく、一言いわせていただけるんでしたら、
『トイレくらい無料で貸してやれよぉ!』って感じでしょうか(笑)
何の興味もない人が、たまたまトイレを借りに入り、チラ見えした展示物に興味を持ち、今度訪れてみようかなって気になる事が無いとも言い切れません!・・・こーゆーの結構大事だと思うんですよねぇ・・・

現状では、『この程度のトイレに¥100を払うなら城廻のコンビニまで我慢してそっちで金を落すわ!』
って感じになり、その人は玉縄の歴史の片鱗に触れる機会を失ってしまいます・・・
それではあまりに悲し過ぎるじゃないですか!
トイレ掃除も大変かと思いますが、もう少しオープンでもいいんじゃないのかなぁ?
と、勝手に意見してみたり(笑)

入館すると右側には受付の様なカウンターがあり呼鈴代わりに喚鐘(寺などにある小さな鐘)が置いてありました・・・
カンカン鳴らしても誰も出て来ません・・・シカトかよぉ~(笑)
まぁ、いーや・・・何してるのかは知りませんが、お忙しいんでしょうなぁ・・・

カウンターに置いてあった『玉縄民俗資料館写真集』というリーフレットを手に取って先へ進みます!
ちなみにリーフレットは当館で展示している古民具等の写真がいくつか載っているだけの代物です!
玉縄ふるさと館受付 玉縄ふるさと館展示物1
いきなり歴代玉縄城主の旗が目を引きます・・・まぁ、これは別に歴史的価値がある物ではありませんけど・・・
結構大事ですよね、こーゆー演出!・・・多少なりともテンションが上がります!
玉縄ふるさと館展示物2 玉縄ふるさと館展示物3
玉縄城域模型・・・結構緻密に造り込まれていました・・・
玉縄城とその周辺の地形が一目で分かります・・・会員の方の手作りだそーですが、器用ですねぇ・・・
それ以前に、作る暇がある事が羨ましい限りです(笑)
玉縄ふるさと館展示物4 玉縄ふるさと館展示物5
イベントの時の写真も展示されていました・・・みんな楽しそうですなぁ・・・
小田原まで遠征に行っちゃったんですか?・・・ハリキッちゃってまぁ、ホント暇だなぁ(笑)

小田原北条五代祭りは規模もそこそこ大きくて、それなりに知名度もありますからねぇ・・・
忍者のコスプレした人も結構いますし、外人が見たら興奮必死でしょうなぁ・・・
天下一忍者決定戦とやらの優勝者には風魔小太郎の称号が与えられる様ですしねぇ・・・
あ、『風魔小太郎』とは後北条氏に仕えていた忍者集団の頭領が代々使っていた名前です!
有名な忍者ですし、興味の無い方でも名前くらいは耳にした事があると思います・・・
もっとも、実在したかどーかは微妙な感じですが、少なくとも【北条五代記】は彼の活躍を記しています!

ちなみにウチの近所に『小太郎』とゆー小料理屋がありまして、たまに会長に誘われて飲みに行くんですが、風魔一党とは何の関係もない様子です・・・もつ煮が結構美味です(笑)
玉縄ふるさと館展示物6 玉縄ふるさと館展示物7
出土した土器なども展示されています・・・
なかなか渋い感じの鏡もありました・・・オークションに出品したらそこそこイイ値が付きそうですね(笑)
玉縄ふるさと館展示物8 玉縄ふるさと館展示物9
玉縄城本丸や大手門の礎石・・・大手門の1/50スケール模型もありました・・・これも会員の方の手造りでしょうか?
ただただ品物を展示しているだけでなく、こーいった模型などを作成展示している所に情熱を感じます!
いいですねぇ~、暇人万歳!
あまり暇人、暇人いってたら怒られそーですね・・・
忙しくて暇じゃないけど寝る間を惜しんで作成に励んでいたのかも知れません!
何にせよ、御苦労様です!
玉縄ふるさと館展示物10 そして、こんな物まで展示されています!
土偶です!、遮光器土偶です!
縄文時代の代表的な土偶ですね!

この異様な容貌から、古代人が宇宙人を象って作成したなんて話もありますが、そもそも何で玉縄ふるさと館にこんな代物が展示されているんでしょうか?

まさかコレもこの近辺で出土したってのか!?
遮光器土偶は東北地方の遺跡で多く出土しているらしいですが、鎌倉でも出たんかい!?・・・マジ!?

答えは土偶の傍らにある説明文に書かれていました!

土偶(どぐう)

土偶は土を焼いて作った女性を表した人形で、日本では縄文時代(今から16500~3000頃)に作られました。多くはこわされた状態で出土します。これは食物などの豊作・豊漁などを願って作られ、こわされたと考えられています。

展示されている土偶は青森県つがる市にある亀ヶ岡遺跡から出土した縄文晩期(BC1300~800)の土偶(レプリカ)です。玉縄在住の方の実家の畑から出土したもので、現在東京国立博物館の所蔵となっています。

どーやら鎌倉で出土した物ではない様ですね・・・
まぁ、当たり前か・・・遮光器土偶が出土したなんて話は聞いた事ないし・・・

てー事は、玉縄在住の方の実家(青森県)の畑から出土した代物ってだけで展示してんのか!?
なんて強引な!・・・まぁ、繋がりっちゃぁ繋がりですけど・・・
普通に展示されてますから、説明文を読まなければ鎌倉で出土した物だと認識してしまいますよね?
遮光器土偶はインパクト強いですから、展示したい気持ちも分からなくはないですけど・・・ねぇ?
まぁ、いいけどさ(笑)
玉縄ふるさと館展示物11 玉縄ふるさと館展示物12
兜と胴も展示されています・・・この兜を見ていたらジンギスカンが食べたくなって来ました!
いやぁ~、イイ感じで焼けるんではないでしょうか?(笑)
ところで、源義経チンギスハーン説ってどーなんでしょうか?・・・これまたどーでもいいか、失礼しました!

説明文を見てみましょう!
玉縄ふるさと館展示物13
伊達政宗の名が出て来ました・・・ふ~ん・・・
それはいいとして、『雪ノ下にルーツをもつ職人に・・・』ってフレーズが気になりますね!
ルーツってどんなルーツでしょう?・・・もしかして、単に職人の実家が鎌倉の雪ノ下ってだけだったりして!?
先程の強引な繋がり展示を見せられた後ですから、どーしても深読みしてしまいます(笑)
まぁ、あまり深読みせずに純粋に展示物を楽しむのが正解でしょう!
 鎌倉谷戸かるた1 鎌倉谷戸かるた2
【鎌倉谷戸かるた】の展示もありました!
よくある名所観光案内を兼ねた代物ですね・・・
『ご当地かるた』
といっていいでしょう!

せっかくなので、前回に引き続き今回も紹介している玉縄地区の3枚を紹介します!
中々風情のある文字が綴られていますが、そこから実際に現地を想像するのは困難です(笑)
竜宝寺
緋牡丹の 驕りを少し われも欲し     真千子


七騎谷の竜宝寺は玉縄城址に近い禅寺である。
訪れる人は少ないが、牡丹をはじめ四季の花々が美しく、広い境内の一角にある民家は、重要文化財である。
フラワーセンター前5分。
鎌倉谷戸かるた3 鎌倉谷戸かるた4
玉縄
菜は莢に 山の夕日を 招きおり      須美子


大場の古文書によれば、玉縄荘と云いみやけ(天皇の荘園)であった。玉縄城は北條早雲が永正九年に築城、黄八幡の旗と共に戦ったが天正十八年小田原城と共に消滅した。大船駅15分。
城廻り
阿夫利嶺の 暮雪に鴉 高からず      琴子


元玉縄城の一郭で、大工、刀工等が住んでいた。
鶴ヶ岡八幡宮、建長、円覚等、ここの工の手になる建造物が多いと伝えられる。現在石原姓が残る。

龍宝寺の『訪れる人は少ないが・・・』という説明文が切な過ぎます(笑)

玉縄城に関しては、確かに秀吉の小田原征伐の際に家康により開城となっていますが、別に天正18年(1590)に消滅したわけではなく、徳川政権下でもその存在は重要視されていました!・・・廃城となったのは100年以上後の話です!

微妙なかるたを堪能し終えて先へ進むと、少し展示内容が変わります!
玉縄ふるさと館展示物14 玉縄ふるさと館展示物15
とにかくレトロ感溢れるものが展示されています!
消防車もありました・・・昔は火事の時にこんなので火を消していたんですね・・・
『鎌倉市大船消防第八分團』と書かれています!
こんなの引っ張って火事現場まで行くの大変だろうなぁ・・・自分には無理です!
坂道に差し掛かった瞬間に諦めて帰ります(笑)
玉縄ふるさと館展示物16 玉縄ふるさと館展示物17
この資料館の親切な所は、全ての展示物にその名称と用途を記した札が付けられている事です!
これは参観者にとっては凄く有難い事です!・・・意味不明な物とかイッパイありますからね・・・
でも、さすがにミシンに札は要らないかな?
用途を記す部分の余白が妙に寂しいです・・・何も書く事無いよなぁ・・・ミシンはミシンだもんなぁ(笑)

いきなりですが、第一回玉縄ふるさと館クイズの時間です!
玉縄ふるさと館展示物18 玉縄ふるさと館展示物19
コレ、何でしょう?・・・分かりますか?
まぁ、大きさと形状から何となく想像は出来ると思いますが、こんな物まで展示しているとは・・・
形は変われど現代にもある物です!・・・ちなみに自分はまだ利用した事はありません!
さぁ、どーですか?・・・答えは出たでしょうか?
正解は最後にお伝えしますね(笑)

1階部分は大体堪能したので2階へ向かいます!
玉縄ふるさと館展示物20 玉縄ふるさと館展示物21
階段にも展示物があります・・・江戸後期の龍宝寺境内図がありました!

長谷川雪堤(はせがわせってい)・画 植木村 龍宝寺

この画は、『相中留恩記略(そうちゅうるおんぎりゃく)』の挿絵として描かれたものの拡大複写です。
『相中留恩記略』は、鎌倉郡渡内村の名主・福原高峯(ふくはらこうほう)が、徳川家康の遺蹟を相模国(神奈川県)内に訪ね歩きまとめた地誌で、本編は天保10年(1839)に完成しています。この絵はその挿絵として描かれたものです。
長谷川雪堤は『江戸名所図会』を描いた長谷川雪旦の子です。

当たり前ですが、現在とは建物の配置がだいぶ違っていた様ですね・・・
白石の碑も当時は本堂の左裏あたりにあった様です・・・
玉縄ふるさと館展示物22 玉縄ふるさと館展示物23
階段を上って左側には古めかしい農具が展示されていました・・・
唐箕(とうみ)ですよ!、唐箕がありました!・・・風の力で脱穀後の穀物と籾殻などを選別する機械です!
ハンドルを回して風を送り、上にある漏斗(じょうご)に脱穀した穀物を入れ落とす!
すると軽い籾殻等は風に飛ばされて、重い穀粒は下に落ちる・・・簡単な原理ですが、昔の人は賢いですなぁ・・・
この風を利用した選別方法は、機械化した現代の農業でも大いに活用されているそーです!
玉縄ふるさと館展示物24 玉縄ふるさと館展示物25
農具マニアには堪らない空間ではないでしょうか?・・・そんな人が居るのかどーかは知りませんけど(笑)
何だか農具でお腹イッパイになりそーなので、反対側の方の展示物も見てみましょう!
どーやら生活道具が展示されている感じです!
玉縄ふるさと館展示物26 玉縄ふるさと館展示物27
自在カギですね・・・囲炉裏のある家に住んでみたいモンです・・・和むだろうなぁ・・・
お櫃保温篭もありました・・・結構デカいです・・・
基本、焚いた米は残さず食べ切ってしまう自分には保温機能は無用ですな(笑)

再びいきなりですが、第二回玉縄ふるさと館クイズの時間です!
玉縄ふるさと館展示物28 玉縄ふるさと館展示物29
コレ、何でしょう?
箱ですが、裏側にはカンナの様に刃が付いています!
う~ん、懐かしい!・・・実はコレ、ウチにもありました!・・・自分がまだ小さい頃の話ですけどね・・・
昭和世代なら御存じの方も多いとは思いますが、コチラも正解は後ほど(笑)
旧石井家住宅1 2階部分の展示も満喫しましたんで、今度は古民家(旧石井家住宅)を堪能しに行きましょう!
旧石井家住宅へは1階の突き当りから行けます!
しかし、そこから先へ進むには別途¥100を支払えとの貼り紙が再び・・・

マジかよぉ~、いやらしい手口だなぁ・・・
貧乏人の俺からいくら金を取る気なんだよぉ~(笑)
まぁ、ココまで来たから払いますけどぉ・・・
払えばいいんでしょ~、払えば・・・まぁ、龍宝寺の入山料と考えれば、それ程高くはないか・・・
さんざん境内を物色した挙句に、資料館と国重文の古民家をも満喫できるんだからなぁ・・・

早く古民家でマッタリしたいので、素直(?)に¥100を支払って先へと進む自分なのでした!
旧石井家住宅2 旧石井家住宅3
一旦資料館から出てお隣の旧石井家住宅へ向かいます・・・
何やら話し声が聞こえますが、見物客でしょうか?
古民家を独り占めで満喫するとゆー自分の計画は水泡に帰した感じです・・・まぁ、いーか・・・

取り敢えず案内板が立てられているので見てみましょう!
旧石井家住宅4
ビッシリと記されています・・・目が疲れるぅ~・・・まぁ、情報は多いに越した事はないですね!

もともとは関谷にあったんですね!
老朽化で取り壊そうとしていた所、龍宝寺の住職が引き取り、境内に移築した様です!
ふむふむそーゆー経緯があったとは・・・住職のファインプレーですね!
何度もいいますが、旧石井家住宅は国指定重要文化財であります!

さっそく中へ入らせて頂きましょうか!
と、その前に・・・傍らに何やら怪しい社が建っていますんで、取り敢えず先にそちらを拝見させて頂きましょうか!
旧石井家住宅5 旧石井家住宅6
小さな石橋を渡った先には・・・穴です、穴があります!
素掘りの洞窟・・・防空壕とはまた少し違った雰囲気を醸し出しています・・・
中世のやぐらとは全くの別物ですし、もしかしたら横井戸の可能性無きにしも非ず!?
まぁ、とにかく穴があります!(笑)
旧石井家住宅7 そして、怪しい社です・・・
何が祀られているんでしょうか?
額もありませんし、何より鍵が掛かっていて中を伺い知る事は出来ません!・・・気になるなぁ・・・

小さいながらも、垂木や彫刻が結構イイ雰囲気なんですけどねぇ・・・ホント気になるなぁ・・・

こっちにも案内板立てといて欲しかったなぁ・・・
まぁ、龍宝寺の案内板から消去法で考えて行くと、弁天堂なんでしょうなぁ・・・
恐らく弁財天が祀られているんでしょう・・・その御姿を拝見できないのが少し残念です・・・

さて、気を取り直して古民家を満喫しましょうか!
旧石井家住宅8 旧石井家住宅9
いやぁ~、イイ佇まいですなぁ・・・
田舎のジィちゃんの家に遊びに来た様な気分になります・・・
まてよ・・・確かに母の実家は京都のド田舎ですけど、こんな感じの古民家ではないなぁ・・・
またテキトーな事を言ってしまいました、失礼(笑)
旧石井家住宅10 旧石井家住宅11
ちょっと中を覗いてみましたが、こんな感じになっています!
ゴッツい梁ですなぁ・・・ココで古民家カフェとかやったら間違いなく繁盛しそうです!
堪らない癒し空間です・・・この微妙な薄暗さにもリラックス効果があるんでしょうなぁ・・・まぁ、良くは知らんけどさ(笑)

何故だか古い物って落ち着いた気分にさせてくれますよね?
旧石井家住宅12 旧石井家住宅13
ボランティアの方達でしょうか?・・・何か知らんけど、何かやっていました(笑)
どーやら先程の声の正体は彼等だった様です!
自分は入口からしばらく様子を窺っておりましたが、何となく入り難い雰囲気だったので遠慮して置きました・・・
別に入っても問題は無さそーではありましたが、何となく遠慮して置きました(笑)

『どーぞ!』の一言があれば喜んで見学させて頂きましたが、アチラも自分の存在に気が付きながらもシカトで熱心に何かをしておられたので、邪魔しちゃ悪いかな?・・・と、要らぬ気を使ってしまいました・・・

後ろ手を組んで突っ立っているオッサンが一番偉いリーダー格なんでしょうか?
微動だにせずに粛々と作業を進める部下(?)達を見つめていました・・・
あんたも作業に加わってさっさと終わらせてしまいなさいよ!(笑)

建物には『重要文化財竜宝寺旧石井家修理銘』なる物が取り付けられていて、先程の案内板と同じ説明文のほか、どの様に修復がなされたのかも記されていました・・・

ご丁寧にもともと建っていた場所の住所(鎌倉市関谷1575番地)まで記されていました・・・
ちなみに現在地は同市植木280番地だそーです!

ん!?・・・ココは玉縄じゃないんかい!?・・・植木なの!?・・・マジで!?
一応Googleマップで確認!
う~ん・・・どーやらホントに植木の様ですなぁ・・・
玉縄と植木の境界の辺りだとは感じていましたが、『玉縄ふるさと館』とか『玉縄幼稚園』って言ってるくらいだから、当然ココは玉縄なんだと思い込んでいました・・・

まぁ、東京ディズニーランドも実際は千葉県にありますし・・・
それに比べればカワイイもんか?
植木も元々は玉縄村の小字だった訳だし・・・それに植木よりも玉縄の方が何となくカッコイイ響きなのは確かです!
でも、行政区分が明確化してから建てられた施設は住所表記に従った名称を付けて頂きたいなぁ・・・
紛らわしいです・・・
玉縄の民俗資料館は玉縄にあるべき!・・・と、自分は思います・・・まぁ、無いよりはマシか(笑)
旧石井家住宅14 旧石井家住宅15
旧石井家住宅の内部侵入を諦めた自分は、向かいにある休憩スペースで時間を潰しました・・・
こちらにも蓑とかの展示物がありました・・・

しばらく経っても古民家内での作業が終わる気配が無かったので、取り敢えず建物の周りを一周してみました・・・
旧石井家住宅16 旧石井家住宅17
グルッとな!
旧石井家住宅18 旧石井家住宅19
反対側から内部を激写!・・・リーダー風のオッサンは先程と同じ体勢で微動だにしていませんでした(笑)
どれくらいの時間あの体勢を続けているんでしょうか?・・・アレはアレで意外と疲れそーだな(笑)
旧石井家住宅20 旧石井家住宅21
陽の光を浴びて畳が黄金色に光っています・・・いいなぁ~・・・この畳の上で大の字になりたい!
仕事の疲れもぶっ飛ぶでしょうなぁ・・・やっぱ自宅にも畳の部屋は確保して置きたいですね!
そのままコロリンできるし、楽チンです!

さて、こんな感じの玉縄ふるさと館ですが・・・いかがだったでしょうか?
京都、奈良には国立博物館がありますが、同じく古都である鎌倉にはありません!
文化庁も今後新設の予定はない旨の返答らしいですし・・・
残念ですが鎌倉に国立博物館が建造される事はなさそーですね・・・

まぁ、実際問題として、鎌倉にそんな土地があるのか?・・・って感じですけど(笑)
知名度の割に本格的な歴史博物館がない鎌倉市・・・

でもですよ・・・逆に必要ないのかも知れません!
狭い区域に歴史が凝縮された街ですから、ちょっと歩けば歴史の欠片がアチコチに!
市全体が歴史博物館・・・そーゆー街なのかも知れません、鎌倉って!


あ、玉縄ふるさと館クイズの正解発表を忘れるトコロでした(笑)
興味の無い方はスルーして下さいね・・・まぁ、ココまで読んで頂いてる方は興味アリですよね?
それとも余程の暇人ってパターンでしょうか(笑)
まぁ、とにかく、正解を発表させて頂きます!
第一回玉縄ふるさと館クイズ
第一回玉縄ふるさと館クイズの正解
答え:霊柩車
第二回玉縄ふるさと館クイズ
第二回玉縄ふるさと館クイズの正解
答え:削り節器
ガキの頃、削り節器で鉛筆を削ってるトコロを見つかって怒られたなぁ(笑)

おまけ


忙しさを理由に当サイトの更新を3ヶ月も放ったらかしていた自分・・・
更新したいけど取材に行く時間も無ければ書く暇も無い状態・・・

『寝る間を惜しんで書け!』
・・・といわれればそれまでですが、もともと自分の趣味で始めたサイトですから、本業に支障がでる様では本末転倒ですし・・・

そんな感じでモヤモヤしていた自分に一通のメールが届きました!
ちょっと失礼してその内容を紹介させて頂きます!

はじめまして。
先日思い立って鎌倉へ1人旅行に行って参りまして、その下調べでホームページを拝見致しました。

マニアックですが、かなり詳しく書いて下さってて、私的には嫌いじゃないです(上から目線ですみません、結構好きかもです)。

もう一泊旅行からは帰ってしまいましたが、まだまだ読んでない部分がたくさんあるので、毎日地味に読み進めてます!お忙しいとは思いますが、こんな地味な読者もおります。
ガンガン我が道を書き進めて下さい!
私も地味に読み進めております!

おそらく同じくらいの年代の、普段はコンクリートジャングルで生息する女より。

これは嬉しい激励メールですね!
マニアックでくだらない事を延々と綴ってる節がある当サイト・・・
『ホントにこれでいいんだろーか?』・・・と、自問自答している時も多々あります・・・

でも、この方(Mさん)の様に継続して読み進めて頂いている人も居られるとゆー事実は大変励みになります!
『地味な読者』だなんてとんでもない!・・・書いている身からすれば読者様は神様です!

自分のテキトーさを肯定して下さっている方も居られるんだと勝手に解釈させて頂いております!(笑)
だもんで、これからもテキトーな感じに更新出来ればいいなと考えております!

ちなみに、Mさんは佐助稲荷、銭洗弁財天宇賀福神社、仮粧坂、海蔵寺、鶴岡八幡宮・・・
そしてとも乃でしらす山椒をゲットして初日を終え、2日目は長谷寺、鎌倉大仏を満喫した様です!

東京から横須賀線で約1時間・・・都心からのアクセスもまずまずの鎌倉・・・
気軽に訪れる事が出来る古都ってのも人気の要因のひとつですよね!

当サイトが鎌倉ひとり旅の下調べの役にたったかどーかは微妙ですが、鎌倉を楽しまれたんだなぁとゆー思いが文面から見て取れたので、えがったえがった!

とも乃のしらす山椒は自分も気になっていたんですよねぇ・・・
鶴岡八幡宮から建長寺へ向かう坂道の途中に歐林堂とゆーメッサお洒落でセレブな外観の有名洋菓子店がありますが、とも乃はちょうどその裏手に店を構えております!
とも乃1 とも乃2
去年出来たばかりのまだまだ新しい店ですが、この看板が道端に出されてから気になってはいました・・・
小奇麗なお店なので、自転車で走り回って汗ダク&山道歩いてドロドロの靴で入店するのも悪いかなと思ってスルーしていました・・・

良く見ると、しらす山椒以外にも商品がある様ですね!
中々興味をそそられる商品もあります・・・まぁ、その内に紹介する機会もあると思います!

温か御飯にしらす山椒・・・美味そーですなぁ・・・おにぎりにしてもイイ感じかも!

何にしても、読者の皆様には感謝です!

自サーバーの不具合や質問者様の受信設定などで、お問い合わせメールの返信が届いてないとゆー事態が発生している為、別アカウントで返信する場合もありますのでご容赦下さい!
また、確実に返信が欲しい場合は受信設定の方を宜しくお願いします!
質問に関しては自分の知る限りでですがお答えさせて頂いております!

オモシロい物を発見したなどの報告メールなども大歓迎です!
普通に鎌倉散策して来たよってメールも大歓迎です!

自分も鎌倉を訪れる度に新しい発見の連続です!
これからも発見の連続でしょう!・・・ホント飽きない街ですね、鎌倉って・・・

おしまい
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